永く着たいNigel Cabourn WOMAN Vol.9

2023.05.09

「永く着たいNigel Cabourn WOMAN」 Vol.9

 

パンツ、シャツ、ジャケット、デニム。〈ナイジェル・ケーボン ウーマン〉を語る上で欠かせないこれらの定番品。毎シーズンチェックし、必要に応じて細やかにアップデートされるその定番品を愛する女性たちが、存分に魅力を語る月間連載「永く着たいNigel Cabourn WOMAN」。今回ご登場頂くのは、フリーランス美容師のワカサクミコさん。〈ナイジェル・ケーボン〉を愛して止まない理由と、 彼女の個性を生かした着こなし術を紹介します。

ワカサクミコ / GO TODAY SHAiRE SALON 原宿Lux店 スタイリスト

 

■彼女が愛する「アーミーカーゴパンツ」とは?

カーゴパンツの代表格であるM-51モデルをベースに、さまざまな時代や国のミリタリーパンツのディテールを融合させた、〈ナイジェル・ケーボン〉の真骨頂とも言えるパンツ。膝部分のタックやサイドポケットなど、アーミーパンツならではの特徴を活かしつつ、柔らかなバックサテン地で程よい太さとなっており、上品なシルエットに仕上げることができる。

 

■「アーミーカーゴパンツ」のお気に入りのポイントは?

滑らかなバックサテン地で、着心地がとても良いです。ウエスト部分はボタンで調節できてベルトなしでも着ることができるのもいいですね。純粋な軍モノよりも女性らしい雰囲気でコーディネートしやすく、バックシルエットもきれいに見せてくれるので、私のクローゼットには欠かせない一本となっています。

■普段はどのような着こなしを?

古着と合わせてカジュアルに着ています。遊びに行く時はもちろん、動きやすく合わせやすいので、仕事の際にも活躍しています。水色やオレンジなどのビビッドな色味のパーカやニットなどを合わせることも多いですね。シンプルなコーディネートの際には膝のベルトを垂らしてアクセントにしたりしています。

 

 

今後はどのようなスタイルに挑戦したい?

ジャケットなどの綺麗めなアイテムと合わせて大人っぽいスタイルにも挑戦してみたいと思っています。

 

 

〈ナイジェル・ケーボン〉の魅力とは?

カジュアルながらも品のある、洗練された ブランドだと思います。シンプルで上品なコーディネートすることはもちろん、ダメージの効いたTシャツやパーカーなどの古着と合わせて着崩したりと、気分で着こなしを変えることができるのも魅力ですね。

■普段の生活の中で永く使っているもの、永く続けていることはありますか?

美容師になった際に頂いたシザーケースは、毎日のように使い続けていますね。高校生の時から通い続けるほど憧れていたお店だったので、非常に思い入れがあり、独立してからも大切にしています。最初は生成りのレザーだったのですが、使い続けていくうちに深い色へと変わって味が出てきました。今後もオイルなどでメンテナンスしながら、ずっと使い続けていきたいです。

中学3年生の時に買ったバンドTシャツも色柄が気に入ってずっと着続けていたのですが、かなりのダメージ具合になってしまって……。またお気に入りのTシャツを探して、長く着続けていきたいです。

 

オフの日にされている趣味などありましたらお教えください。

コロナで自粛期間があった頃から編み物を始めたのですが、それ以降ニットにハマっています。かぎ針編みか らスタートして、今は棒針編みに挑戦中。マフラーは編めるようになったので、ニットベストなどの洋服や帽子など小物を作ってみたいです。古着屋でニットを見ながら、配色や形など参考にすることもありますね。襟ぐりの形や色合いが気に入っているジップアップのニットは、今回訪れた「PITTZZ」で購入したものなのですが、ゆくゆくはこんなアイテムも編んでみたいです。

〈ナイジェル・ケーボン ウーマン〉を今後どんな女性に着用して欲しいと思いますか?

一見メンズライクでありながら、シルエットや生地などさり気なく女性的な雰囲気も併せ持つのが〈ナイジェル・ケーボン ウーマン〉の魅力。潔いかっこいい女性が着てたら素敵だなと思います。

WOMAN / アーミーカーゴパンツ / ARMY CARGO PANT

 

今回訪れたのは

PITTZZ

アメリカやヨーロッパを中心に、ハイブランドから軍モノまで世界各国から買い付けられたアイテムが並ぶ古着店。欧州のミリタリーアイテムやデッドストックのアイテムなど、他店では見かけることの少ないレアなアイテムが見つかることも。「メンズ/レディース問わずさまざまな時代のものが揃っているので見ていて楽しい」(ワカサさん)

add:東京都渋谷区神宮前2-16-16 KUROSU 3 ビル2階
open:13:00-21:00(月〜土)、13:00-20:00(日)
tel:03-6447-4324

 

photograph:Satoru Nakano
text:Hiroaki Kimura
edit:Yumika Asai[onKuL]

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-Archive-

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Vol.1 - Sakura Maya Michiki

Vol.2 - Shuko Suzuki

Vol.3 - Chika Mori

Vol.4 - chi-ko.

Vol.5 - Atsumi Sugita

Vol.6 - Ayaka Hirai

Vol.7 - Akari Ushioda

Vol.8 - Yumi Narita

 

 

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