パンツ、シャツ、ジャケット、デニム。〈ナイジェル・ケーボン ウーマン〉を語る上で欠かせないこれらの定番品は、毎シーズンチェックし、必要に応じてアップデートをしている。その定番品を愛する女性たちが存分に魅力を語る月間新連載「永く着たいNigel Cabourn WOMAN」。
今月登場するのはナイジェル・ケーボン ウーマンエリアマネージャーの平井 彩香。〈ナイジェル・ケーボン〉を愛して止まない理由と、 着こなし術を紹介します。
平井 彩香 / Nigel Cabourn Woman エリアマネージャー
彼女が愛する「ウールサージパンツ」とは?
1920年〜30年代のフレンチワークパンツを元に、ウール素材に合わせパターンを起こしたワークパンツ。腰周りは余裕を持たせたゆったり深めな作りで、裾へ向かって緩やかに細くなるテーパードのシルエットに仕上げている。素材は、滑らかな手触りが特徴的なウールサージ。定番のブラウンに加えて、2022年秋冬コレクションでは、ネイビーにチャコールグレーを混ぜた深みのある新色が登場した。
「ウールサージパンツ」のお気に入りのポイントは?
平井:なんといってもテーパードのシルエットの美しさです。腰回りはすっきりとしながら、太ももまわりはゆったりと、裾にかけて緩やかに絞られていく絶妙なバランスがたまりません。ウールサージ素材で、生地は薄手ですが保温性が高く、冬でも温かく着用できるのでこれからの季節に重宝しそう。ウエスト部分にはベルトループとサスペンダーボタンがついているので、気分に合わせて幅広いスタイリングを楽しめるところも嬉しいポイントです。
普段はどのような着こなしを?
平井:最近は、ざっくりしたニットにショートブーツの組み合わせがお気に入りです。仕事の時には、フランスのヴィンテージのブラウスと合わせることも。少し特別な日や気分を上げたい時には、「ダブル ブレストジャケット ウールサージ」を合わせて、セットアップとして着ています。パンツのシルエットがきれいなので、どんなトップスと組み合わせてもコーディネートがまとまるので、一本あるととても便利です。
今後はどのようなスタイルに挑戦したい?
平井:ウールサージ素材でフォーマルな雰囲気もあるアイテムですが、デザインのベースがフレンチワークパンツなので、カジュアルなアイテムとの相性も良さそうです。ボーイサイズのスウェットを合わせてみたり、足元をロールアップして、ヴィンテージのスニーカーで抜け感を演出したり。サスペンダーを活かしたカジュアルなスタイリングも、楽しみたいと思います。
エリアマネージャー 平井 彩香に聞く、〈ナイジェル・ケーボン〉の魅力
あなたが〈ナイジェル・ケーボン〉と出会ったきっかけ、またその魅力を教えてください。
平井:7年前に知人に教えてもらいました。実際に手にとって着てみると、すっと背筋が伸びるような気持ちになって。こんなにかっこいいレディースブランドがあるのかと感動した覚えがあります。それがきっかけで入社して、現在に至ります。その頃、購入したコートやパンツは、今も定番のワードローブになっています。〈ナイジェル・ケーボン ウーマン〉の服は、作りがしっかりしていて、長く着てもシルエットが崩れず、年月とともに味が出て、
初めて購入した〈ナイジェル・ケーボン〉のアイテムは?また初めて購入するなら オススメは?
平井:初めて購入したのは「アーミークルージャージーミックス」です。シンプルなカットソーのように見えて、左右で生地感もディテールも変わるアシンメトリーのデザインが気
あなたにとって定番とは? また、〈ナイジェル・ケーボン〉の他にも、普段の生活の中で永く身につけているものは ありますか?
平井:私にとって定番は安定感と信頼感を与えてくれるもの。祖母からもらったネックレスや、ヴィンテージのアクセサリーは、スタイリングのアクセントになるだけではなく、身につけるとほっとするような安心感を与えてくれます。コンバースのスキッドグリップも、ヴィンテージのものを古着屋さんで見つけて、色違いで何足か購入しました。セットアップに合わせたり、ドレス感のある服に合わせてカジュアルダウンするときにも活躍してくれます。
〈ナイジェル・ケーボン ウーマン〉を今後どんな女性に着用して欲しいと思いますか?
平井:〈ナイジェル・ケーボン ウーマン〉は、カジュアルに取り入れやすいデザインと、女性のために緻密に計算されたシルエットパターンによって作られています。ミリタリーやワークテイストに抵抗がある方にも是非お試しいただきたいです。
WOOL SERGE PANT ¥33,000
https://cabourn.jp/collections/collection-all/products/80450850004
Nigel Cabourn WOMAN THE ARMY GYM NAKAMEGURO STORE
add:東京都目黒区青葉台1-21-11
open:11:00~19:00 不定休
tel:03-6416-3300
photograph:Yuya Shimahara
edit&text:Miho Matsuda
edit:Yumika Asai[onKuL]