【ナイジェル・ケーボン】MAN / ダスターコート - ヘンプキャンバス / DUSTER COAT - HEMP CANVAS
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カーキ / 46
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カーキ / 48
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カーキ / 50
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カーキ / 52
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チャコールグレー / 46
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チャコールグレー / 48
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チャコールグレー / 50
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チャコールグレー / 52
サイズチャート(単位:cm)
サイズ | 身幅 | 着丈 | 裄丈 |
---|---|---|---|
46(S) | 61.5 | 108.5 | 87.5 |
48(M) | 62.5 | 109.5 | 88.5 |
50(L) | 65.0 | 114.0 | 90.5 |
52(XL) | 69.0 | 114.5 | 93.5 |
商品説明
ヘンプキャンバスを使い、ヴィンテージのラグランスリーブダスターコートを現代に蘇らせました。一枚の布を縫い合わせて前方に立体的に振るラグランスリーブが特徴です。オリジナルがそうであるようにリバーシブル仕様。色違いやデザイン違いを楽しむためではなく、汚れたらひっくり返して着用するダスターコート本来の目的のためです。 ラグランスリーブについては、第1時大戦の塹壕戦において、負傷した兵士をいち早く治療するため、コートを脱がせやすいこの仕様にした、あるいは塹壕から手りゅう弾を投げたり手で部隊に合図をしたりする際に腕が動かしやすいようにした、等の説があります。確かにセットインスリーブに比べてラグランスリーブは、胴体(身頃)と腕のツナギ目がなく、一体化していますので双方の説に説得力があります。これらの説に加えるとすると第1次大戦の塹壕という空間が極めて特殊な環境であったこともその理由のひとつかもしれません。塹壕とは敵陣に対峙する前線に対峙して敵の銃の射線から身を隠すための溝です。単純な構造ですが直射を避けるためには有効な手段でしたので、人の身長以上の深さのものや最前線に並行して数キロも伸びる塹壕が掘られました。欧州西部戦線では内陸深くを起点とし敵味方の塹壕がその時々や戦局からうねうねとうねりながら海岸部へ伸びた様から塹壕戦は「海へのレース」と異名をとりました。塹壕そのものが意思を持ち我先に海を目指すように。 兵士は自ずと塹壕の中に昼も夜も常駐するようになります。 そこで着用するコートはまさに着るテントのような枠割を果たしました。セットインスリーブには肩幅と袖丈の長さがそれぞれありますが、ラグランスリーブには合計の裄丈(ゆきたけ)のみです。このことから着用者の体形を選ばすに支給できる利便さを持つ事も、重宝された所以かもしれません。