【ナイジェル・ケーボン】MAN / 3パックTシャツ / 3-PACK TEE
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オフホワイト / 46
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オフホワイト / 48
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オフホワイト / 50残り1点
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オフホワイト / 52
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オフホワイト / 54残り1点
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オフホワイト / 56
サイズチャート(単位:cm)
【OPEN-END SPUN YARN】
サイズ | 身幅 | 着丈 | 裄丈 |
---|---|---|---|
46(S) | 49.5 | 67.5 | 41.8 |
48(M) | 51.5 | 69.5 | 43.3 |
50(L) | 54.0 | 71.5 | 44.8 |
52(XL) | 56.5 | 73.5 | 46.3 |
54(XXL) | 60.0 | 74.5 | 48.5 |
56(XXXL) | 61.5 | 77.5 | 49.3 |
【RING SPUN YARN】
サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
46(S) | 45.0 | 53.0 | 66.8 | 21.5 |
48(M) | 47.0 | 55.0 | 68.8 | 22.0 |
50(L) | 49.0 | 57.5 | 70.8 | 22.0 |
52(XL) | 51.0 | 60.0 | 72.8 | 22.5 |
54(XXL) | 51.5 | 62.5 | 72.5 | 22.5 |
56(XXXL) | 53.5 | 65.5 | 74.5 | 23.0 |
【VORTEX SPUN YARN】
サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
46(S) | 39.5 | 46.5 | 68.0 | 23.0 |
48(M) | 41.5 | 48.5 | 70.0 | 23.5 |
50(L) | 43.5 | 51.0 | 71.0 | 24.0 |
52(XL) | 45.5 | 53.5 | 73.5 | 24.0 |
54(XXL) | 47.5 | 55.5 | 75.5 | 24.5 |
56(XXXL) | 49.5 | 58.5 | 77.5 | 25.5 |
商品説明
Tシャツはとてもシンプルなアイテムであり、製品もピンからキリまで世の中に溢れています。毎日着用する事も多いので同じものの3枚パック、色違いの3枚パックなども売られています。そこで私たちも3枚パックのTシャツを開発する事にしました、私たちの製品のほとんどはオリジナルのファブリックを使用し、ファブリックの基になる糸そのものが既存品で目的にかなわない場合は、糸造りからスタートするケースが珍しくありません。
このアプローチの真逆は、既成の原反を生地屋さんから購入して、製品に裁断し縫い上げる事。一般的には最も簡単で最もスピーディーなやり方です。
既成の生地で飽き足らない場合は所謂別注生地を織り上げます。既成では存在しない、そのブランドやメーカーだけのオリジナル生地という訳です。ただし、その別注生地にしても糸まで遡ると既成の糸を使用している事がほとんどです。私たちの要望にかなう糸が存在しない場合は、糸自体を作ります。時間のかかるとても大変な行程ですが幸い私たちにとってはそれほど特殊な事ではありません。
そこで、どうせ3枚パックのTシャツを作るのであれば、紡績の違いとそこから導き出される着心地の違いを表現してみようと思い立ちました。綿の糸を分解すると十数ミリの細い毛のようなものになります。これが短繊維。短繊維を一定方向にねじり合わせる事、撚り合わせる事で1本の糸を造ります。こうして糸をつくる行程が紡績です。
現代では、全自動で可動する強大なマシーンが並ぶ紡績工場で糸が生産されますが、機械の出現依然は手作業です。毛羽のような短繊維の方向だけを揃えた脱脂綿状の固まりの中から、手作業で繊維を引きだし糸車に巻き取っていきます。所謂「手紡ぎ(てつむぎ)」と呼ばれる行程です。
【RING SPUN YARN】
手紡ぎの次に、ミュール紡績という極めてプリミティブな手法が発明された後、本格的に機械化したものがリング紡績。登場したのは1830 年代くらい。スライバー(紡績する前の状態で、短繊維の方向だけを揃えた脱脂綿のようなかたまり)を粗く糸状にしたものをローラーで引きだし、ボビンの周りを回転する金属製のリングに通しボビンに巻き取っていきます。この時、ボビン自体も高速で回転するため、両者の動きと速度によって撚糸される仕組みです。いわば最も古い紡績ですが、リング紡は現代に継承され続けています。発明から200年もの時が経過していますので、機械は格段に進化しスピード、精度、品質は飛躍的に進歩しているものの、紡績の原理は発明当初も現代も同じです。普遍的とも言えるその紡績原理そのものを現すように、リング紡績による糸で網上がられたTシャツは、極めてオーソドックスな着心地であり、良い意味で「普通の」タッチを持ちます。
最も古い紡績に合わせて、デザインも1800年代のヴィンテージをベースにしました。
【OPEN-END SPUN YARN】
時代が流れ、1950年代になるとリング紡績の原理とは全く異なる革新的な手法が発明されます。 それが空気紡績。
リング紡は基本的には手紡ぎの「手」を機械に置き換えたものであり、紡績の原理は手紡ぎもリング紡も同様なのに対し、回転する空気のジェット気流で短繊維をねじる事を発明しました。これにより大量にしかもスピーディーに糸を生産する事が可能になりました。空気紡績の原理は、高速で回転する衣類乾燥機を想像してもらうと判りやすいでしょう。旋回する気流に乗った短繊維がより高速により細くなった吹き出し口から糸として撚糸されて出てくるイメージです。空気の渦の中を短繊維が回転しますので、遠心力により糸の外側の密度が増し固くなります。そして糸を輪切りにした際の中心部は外殻に比較して密度があまくなります。すなわち着心地もガサッとした硬さがあります。
糸の断面というミクロの世界の硬さですから、固くて着心地が悪いという事ではありません。適度に固い糸はサラリとした着心地に繋がり密度の詰まった糸の表面は汗を素早く吸収し体から離れる事でそれを放出します。デザインは1950年代のヴィンテージから。
【VORTEX SPUN YARN】
最後に控えるのは、最新のボルテックス紡績。発明はテクノロジー大国、日本。
空紡が、いわば荒っぽく遠心力を伴った空気の旋回で紡績する事に対し、十数ミリの短繊維の挙動を空気の旋回流によって一本一本コントロールしていく事が大きな特徴です。微細なジェット気流に短繊維を載せ、短繊維の先端は糸の中心に向かってほぼ無撚状態で収束し、もう一方の端は糸自身の外殻に潜り込むようにねじり合わされます。これにより糸自体の型くずれが劇的に解消され、極限まで毛羽を抑え込む事で非常になめらかな肌触りの糸が出来ます。これは日本の最新技術でしか生み出し得ない糸の着心地です。デザインも最も現代に相応しいものに仕上げました。
3種類の紡績によりそれぞれ異なった特徴を持つ着心地とデザインをどうぞお楽しみ下さい。
※当製品はノンウォッシュ商品です。初回の洗濯時に1㎝程度縮みます。洗濯環境により異なります。
※こちらの商品はシーズンレスの継続商品です。そのため、発送時の商品品番が異なる場合がございますが同商品です。