商品説明
デザインはロイヤルフライングコープベスト、1920年代のヴィンテージで、オリジナルはレザー製です。古い時代なので、ロイヤルエアフォース出現前、機体は複葉機が中心で操縦席はオープンカーのような開放コクピット。操縦席に座っても戸外同然なので、戸外でレザーの上着を着る感覚と同様にレザーベストを着用しました。襟や袖がない理由は狭苦しい操縦席で動きやすく、且つ体幹を保護するため。一応はコクピット内なので極めて簡便な2本のベルトのみで前身頃を閉じる仕様になっています。ただし、左前身頃は前方からの風の侵入を防ぐため大きく中心線を越え重なり量を確保しています。航空機自体が高高度に至る性能がないのでさほど防寒の要も有りません。また搭乗の任務自体も大がかりな爆撃やドッグファイトの遥か以前であり、主な目的は上空からの偵察でしたので、より装備も簡便でした。文字通り高みの見物であった訳です。しかし、航法管理システムは紙の地図とコンパスと視認だけの時代ですから、見物も命がけだったのかもしれません。