《2025 Spring&Summer Collection》LINER PUFFER JACKET&VEST

みなさま　こんにちは　こんばんは
東急プラザ銀座の織田です。

ここ数年、成人の日は雪が降ることが多かったですが、今年は降りませんでしたね。スノーボードが趣味の私は雪は見慣れていますが、東京の雪も乙なものです。・・・交通網に影響がなければ(笑)

まだ1月ですが、なんともう2025Spring&Summer Collectionが入荷いたしました！！春夏コレクションですが、すぐに使えるアイテムですよ！

ライナーパッファージャケット / LINER PUFFER JACKET（カタログ・ONLINE未掲載）
Item No.80500830000
Colour：Beige / Navy
Size：Free

ライナーパッファーベスト / LINER PUFFER JACKET（カタログ・ONLINE未掲載）
Item no.80500870000
Colour：Beige / Navy
Size：Free

SS24でヴィクトリアンキルトで登場した、パッファーシリーズが記憶に新しいかと思います。このSS25では、よりシンプルなデザインで登場。リバーシブルはそのままに、表と裏の生地の質感に拘り作り上げました。

形は、第二次世界大戦の連合軍で使われた、中綿ジャケットをベースにしています。ふくらみのある軽量中綿を使用しており、ボリュームは控えめなので春を迎えるまでのアウターに適しているかと。
意外と軍で使用されている冬服って、ダウンではなく中綿やボアを使用している物が多い気がします。資源の問題や、生産の手間などを考えた故の素材なんですかね。

まずは表から。
コットン50％、リネン25％、ラミー25％の混合生地で作られています。リネンはご存じ「麻」のことですが、ラミーも「麻」。表記上は同じですが、リネンは「アマ科」から、ラミーは「イラクサ科」という違う植物から作られていて、特徴が違ってきます。

リネンは、みなさんクローゼットにある方が多いのではないでしょうか。繊維が細く、毛羽立ちが少ないのが特徴。
反対にラミーは繊維がリネンに比べ太く長く、毛羽立ちのある繊維です。しかし、天然繊維の中ではハリコシがあり強度にも優れている素材。

この糸たちを使い生地に表情をもたせ、さらに染料を天日乾燥仕上げに。するとリネンの肌触りの良さに、ラミーのハリコシで立体感が、天日乾燥でドライタッチな質感がヴィンテージの風合いを出してくれています。

※身長159cm　サイズ：Free
質感にざらつきがあり、ナチュラルな雰囲気なのでストンとしたシルエットのワンピースに合わせてみました。

続いて裏面。
表はボタンですが、裏はテープがありリボンで結んで前を閉じる仕様。AW19に出たORIGINAL NAVAL RESCUEやREVERSIBLE LIFE VESTで使用したディテールを使っています。リボンを結ぶ数で、可愛らしさバランスが調整可能です！私は一番上だけ結ぶのが好み。

裏の生地は、ナイロン素材。超軽量！そして撥水を備えた生地。急な雨の時は、すぐにこちらの面で着てください(笑)つるっとした肌触りと光沢が、表とは印象が違っていてコーディネートで遊べるアイテムです。

ナイロンなので、アウトドアっぽいコーディネート。フロントにリボンがあるので、スポーツ感が出過ぎず、丁度いいアクティブさになりますね。

ジャケット、ベスト共にフリーサイズで身幅は両方ともしっかりあります。アームホール部分もゆとりがあるので、厚手のニットでも問題なさそうですよ。

桐山とベスト着てみました。ベストは着丈が長めになっています。

●ベスト
肩幅：36cm　　身幅：108cm　　着丈：73cm

ジャケットは寒い日は中に着込むのも良し、春前の肌寒い日のアウターにも良し。ベストはシンプルになりすぎない為のスパイスに。

生産数が少ないアイテムとなっておりますので、気になる方はお早めにチェックしてみてください。

 織田