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岡山店の奥村です。
本日は定番に位置するシャツの紹介です。
Item No.80440010050
2021年秋冬シーズンよりアップデートされよりナイジェルらしいシルエットへと進化しました。
アップデート前と比べると身幅、肩幅、着丈がそれぞれ大きくなり袖丈は少し短くなっています。
シェイプを取り去っているので、ゆったりと着用して頂けます。
生地はオックスフォード地のシャンブレー。
オックスフォードとはタテヨコに二本の糸の引き揃え、あるいはタテ二本ヨコ一本を引き揃えて織った、平織りの生地。シャンブレーはタテヨコで色の濃淡をつけている生地の事です。ネットでは経糸に色糸、緯糸は白糸の平織りと記載されていますが、正確には前述した生地の事を指し、平織に限らず三原組織(平織、綾織、朱子織)すべてに該当します。
デザインベースは人類で初めてエベレスト山頂に立ったエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイの所属する英国登山隊に参加したドクターが着用していたシャツです。
ディティールの説明はもう必要ないかと思いますが、少しだけ。
アームホール周りから肩、背にかけてと袖口から肘にかけて生地を2枚重ねに。
厚さが出た分通気性が悪くなるので、背中4個と脇に6個の菊穴を設置しています。この菊穴がデザイン面も含め大きな役割を果たしています。
この菊穴は特殊なミシンでしか加工する事が出来ず、以前修理屋さんで穴が開いている箇所を菊穴に模して修理をして頂いたのですがやはりクオリティは遠く及びませんでした。
やってもらっといて文句言うなよですよね。。。
それだけ希少なディティールであり、熟練の方でも再現は難しいという事でした。
他にも糸切れを防ぐ為の猫目ボタンの使用や、箇所に応じて3本針ステッチ2本針ステッチの使い分けがなされるなど随所に拘りが。
3本針ステッチで生地が重なる部分の裏側でも本当に丁寧な始末をして下っています。
ナイジェル・ケーボンのアイテムの魅力は生地、縫製が生み出すその先の姿でもあります。
以前、HANKYU MEN'S TOKYOの菊地さんが、私物のMEDICAL SHIRTの経年変化ブログを書かれていました。
是非とも読んで頂きたい。
エイジングの魅力←こちらをクリックしてご覧下さい。
最後に着用写真です。
着用サイズは48
ジーンズやカーゴパンツ、先日発売開始されたNAVAL DUNGAREEに合わせても良いですね。
奥村
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Nigel Cabourn THE ARMY GYM 岡山店
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