【阪急メンズ東京】男の冬に。

2021.11.24

みなさまこんにちは、阪急メンズ東京の都富です。

最近よく映画を観ます。戦争や歴史についての映画が多いですが、僕が洋服にハマる原点は映画にあります。そしてこのブランドに辿りつきました。歴史が深くかかわるこのブランドは間違いなく僕にとって最高の場所です。

さて本日は、男心をくすぐるアイテムを紹介していこうと思います。ナイジェルのアイテムは、ほとんどがそうですが今回は僕がぐっときたアイテムを選んでいきたいと思います。

ItemNo,80430080001

ニューテンジンジャケット-ヘンプウールビーンサック/NEW TENZING JACKET H/W BEANSSACK

ItemNo,80430050001

ジェントルマンパンツ-ヘンプウールビーンサックGENTLEMAN PT H/W BEANSSACK

まず、手に取って生地を触った瞬間に食らってしまった方も多いはずです。ヘンプとウールのハイブリット。他のスタッフも多くご紹介しておりますので簡単に。

ヘンプ＝麻ということは恐らく、ナイジェルケーボンをお好きな方は分かる方も多いはず。実はヘンプとは日本でいう大麻なんです。日本では、ネガティブなイメージが定着しています。大麻が禁止されたのは戦後のことです。戦前から戦後少し経ったころは、薬局で普通に鎮静剤やぜんそく、鎮痛として処方されていました。今では考えられないですね。

今、日本で流通している麻は、リネン(亜麻),ラミー(芋麻)がほとんど。夏物の衣料品に使用されているのをよく見かけると思います。麻繊維は、通気性や肌触り、光沢に長けた繊維です。ヘンプは、繊維に無数の微細な穴があいており、吸水性、速乾性、調湿性に長けてます。夏は快適に、冬はぬくもりを。それこそ、アイテム名にあるBEANS SUCKは、コーヒー豆の袋を指します。イメージしやすいですね。日本のように四季のある国には、もってこいな繊維ですよね。

ItemNo.80410090000

カナディアンワークレザージャケット/CANADIAN WORK LEATHER JACKET

40年代のカナダのワーカーが着用していた、ワークジャケットをモチーフに作られたレザージャケット。クロムなめしを行ったホースハイドに、8ウェルのコーデュロイ。レザー特有の独特な光沢に、袖のコーデュロイがクラシカルな印象にしてくれます。ボタンには、水牛ボタンを使用し重量感がでてますね。

ホースハイドは牛革よりも繊維の密度や強度が弱いため、牛革と比べると傷はつきやすいレザーです。しかし、なめらかさや独特な風合いからエイジングに向いているレザーとして知られています。革のエイジングなんてめちゃくちゃ楽しいですからね。財布や革靴など使い込んで、履きこんでこそそのモノの良さを体感できます。こちらのレザージャケットも同じです。着ていくにつれて、馴染み、自分の体にフィットしてきてからが本物だと思います。付いた傷の分だけ、男は成長します。レザーの男臭さをぜひ体感してみてください。

ItemNo.80431100000

カメラマンジャケット/CAMERAMAN JACKET

ナイジェルのアイテムの中でも、長年皆様に愛されているこれです。1953年、ヒラリー卿の南極大陸横断の際に同行したカメラマン、ウィルフリッド・ノイチェが着用していたカメラマンジャケットを忠実に再現したアイテム。カメラ機材の収納を考えられ大容量のポケットを設置されております。上方にはヴェンタイル、下方にはハリスツイードが使われております。ヴェンタイルで雨や雪を凌ぎ、ハリスツイードで保温性に優れる。体温で暖められた空気は上方に逃げていくため、非常に合理的に設計されたアイテムなんです。

やっぱりカッコいいですよね。特にクリップの重量感がたまらない。歴史の背景がわかるアイテムはやっぱり良い。僕もナイジェルケーボンの一員としていつか欲しいアイテムです。ナイジェルの男たるもの。って感じですね。