ブログをご覧の皆様こんにちは、Nigel Cabourn 阪急メンズ東京GALLERY THE ARMY GYMの佐野です!!
今回は今期SS21のシャツアイテムの中で最高の雰囲気を持っていると思う一点を紹介したいと思います。Nigel Cabournのアイテムはどれもヴィンテージのアーカイブなどを研究し尽くし洗練されたアイテムばかりですがその中でも秀でた存在だと思います。いうなれば銀河系軍団レアルマドリードの黄金期のジネディーヌ・ヤジット・ジダンの様な存在のシャツです。
LONG SLEEVE POH-COTTON LINEN/ロングスリーブプルオーバー-コットンリネン
こちらのシャツも先日、伊勢丹新宿店のブログで紹介されていたシャツ同様ポルトガル製のシャツアイテムになります。デザインの着想は1930年代のアメリカのワークシャツでこのころのシャツを見てみるとほとんどが二つボタンのプルイオーバー(被り)のものがほとんどでワーキングに際して着用の際のボタンを留める時間の省きと簡易的なつくりにしていたことがうかがえます。このシャツも製品前はスナップボタン使用でしたが貝ボタンに変更されています。当時はメタルやウッドボタンでしたがこのシャツの生地感と風合いに合うように少しディティールを変更しています。
このシャツの特徴と言えばまず2つボタンのプルオーバーで左胸の片ポケットと言うところです。1920年代から1940年代に多く見られた形で当時はコットンやデニムの生地でウッドボタンやメタルボタン使用の物が多かった気がします。しかしこのアイテムは生地をコットン・リネンで仕上げている為ボタンの使用を貝ボタンにしマッチした仕上りになっています。
しかもこの貝ボタンというやつはかなりの手間をかけてつくられているってことを改めて知りました。貝ボタンの魅力とは天然物である貝を使用する事による1点1点違う表情のボタンに仕上がりになる事です。しかもボタンの丸い形にするのは手作業!!プラスチックのボタンのように機械で大量生産ではなく熟練の職人が一つ一つ手作業で丸くくり抜いていきます、これは貝の形が様々で多種多様な形に順応できる機械が無いためでもあります。くり抜いたものを表面を滑らかにする為に削り(同時にボタンの厚みも調節)その後側面を研磨しよりボタンの丸い形にしていき、穴をあけていきます。それで完成・・・と思ったあなた!!まだ終わっていません!!薬品を使って艶を出していきます、そして最後に化車と呼ばれる商店街の福引のガラガラみたいなものに蝋を混ぜたもみ殻と一緒に入れコーティングをしてより艶を出し完成です!!
こんな小さいボタンにこんなにも沢山の時間がかけられ、沢山の職人の方々の技術が詰め込まれている事を改めて確認しました。このようなこだわりを知れるとより一層このアイテムを大切にしたくなります!!
是非細部までこだわりが詰まった私一押しのシャツを店頭でお試しください。必ず欲しくなると思いますよ!!
今回のレコメン:ジネディーヌ・ヤジット・ジダン
サッカーをあまり知らない方でも一度は聞いた事のある名選手。フランス代表の10番(頭突きは有名)ユヴェントス・レアルマドリードで黄金期を作った一人で現在はレアルマドリードの監督をしています。日本代表の久保建英選手のニュースなどでも良く登場するスーパースター。出身地のマルセイユの名を取ったマルセイユルーレットが代名詞で2001-02シーズンのチャンピオンズリーグ決勝のレバークーゼン戦のボレーシュートは最高過ぎるのでお暇な時You Tubeで見てみてください!!震えます!!
佐野
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