《主役から脇役までこなす一枚》7.8oz NEW HENLEY T-SHIRT

2025.07.16

いつもNigel Cabournをご愛顧いただきましてありがとうございます。
FLAGSHIP STOREの佐野です。

梅雨前線が復活して梅雨が遅れてきている今日この頃。

主役は半袖一択になっていますが、大好評のHIGH SUMMER COLLECTIONからまたしても汎用性抜群なヤツが入荷しましたのでご紹介していきます。

ボディには定番でも大好評いただいている7.8ozファブリックを採用。

5.6ozだと多少の透け感が気になる、9.5ozは頑丈さゆえに盛夏に着用するには少し肉厚、そんな無いものねだりを叶えてくれたのが7.8oz。

”薄すぎず厚すぎない”しなやかさと頑丈さを兼ね備えたこのファブリックに魅了されている方も少なくないはず。

私自身、お恥ずかしながら今シーズン初めて購入しましたが、すぐに虜になり気づけば５枚購入していました。

ご説明しなければいけないポイントは大きく２つ。

まずはネック前立て部分の下部に取り付けられた中央に『MADE IN JAPAN』と記された小さなタグ。

一見デザインの為に配されていると思いきや、実は確固とした役目が存在します。30～40年代の米国ヴィンテージに見られるディティールで元々はブランドタグやユニオンチケットを縫い付けていた部分です。

なぜ最下部に縫い付けられているかと言うと当時のヘンリーネックはコットンウールの混紡が多くその生地感からなのか前立て部分が徐々に開いてきてしまい耐久性が損なわれていた為その開きを軽減して耐久性を上げる目的で配されていました。

もう1つはネック裏に半月形に配されたあて布。

Nigel氏曰くこのディテールは”バギーライニング”と呼ぶそうです。

簡単に言うとスーツやジャケットの背抜き仕立ての一種”観音開き”と同様の仕様。スーツの仕立てでは高級な仕立てとして知られており手間のかかる仕様です。

本製品には襟裏の補強の為に採用されておりNEW MEDICAL SHIRTでも目にするトリプルステッチで縫製されていているので耐久性は抜群ではないでしょうか。

あて布はネック部分をくり抜いた残布で配している為、生地を無駄にせずエコにもなっているサスティナブルな一面も。

ボタンには9.5oz BASIC T-SHIRTと同様、尿素の猫目ボタンを採用。

今時季は一枚で着用すると思いますが、インナー使いをした際にやはりアウターとの摩擦が起こるのが突起しているボタン部分。

猫目ボタンを採用したことによって縫製部分が突起することなく擦り切れる原因の軽減に一役かっています。

身長 : 175cm / 着用サイズ : 52

私は"7.8oz HENLEY T-SHIRT - PIGMENT / Khaki"をチョイスしました。

個人的に最近は淡い色味を同系色でスタイリングするのが気分でよくやっています。
今回はサイズ52を着用しましたが、インナー使いも考えるとサイズ50が良さそうな感じがしました。

ディテールに加え、生地とシルエットが抜群に良いので是非一度お試しください。

こちらの製品とも相性が良さそうなので合わせてご覧下さい。
《夏に着たい長袖シャツ》OPEN COLLAR SHIRT - HEMP

皆様のご来店とお問合せをお待ちしております。

佐野

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