《1900年代初頭のファブリック》 US NAVY SHIRT - WABASH DUNGAREE

2025.06.02

いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。Nigel Cabournの遠藤です。

店頭、ONLINE STOREには続々とHIGH SUMMER COLLECTIONのアイテムが入荷してきております。夏でも長袖派という方に最適なアイテムが登場です。

USネイビーシャツ - ウォバッシュダンガリー / US NAVY SHIRT - WABASH DUNGAREE
Item No. 80500010210
Colour : Indigo
Size : 46 / 48 / 50 / 52 / 54

同生地のOPEN COLLAR SHIRTも同時に発売となりましたが、こちらは米海軍のシャツをベースとしたUS NAVY SHIRT。

今回Nigel Cabournとしては初の試みである”ウォバッシュ/WABASH”。

ウォバッシュとは1900年代初頭から主にアメリカのワークウェアに用いられた生地。Indigoで染めたデニムやダンガリーに抜染という技法で小さな水玉模様を連ね、遠目で見るとストライプのように見えることが特徴です。

1920年代～30年代頃のアメリカのヴィンテージワークウェアで見かけることができるのですが、元々この年代のウェアが市場に出回ることが少ないことと昨今のヴィンテージブームもあり、現在ではとてつもない価格で取引されると言います。

多くのレプリカブランドが現代の技術を駆使し、当時のヴィンテージを再現しています。

このアイテムの面白い所は本来交わることのないミリタリーウェアとワークウェアがミックスされていることにあります。

型となっているUS NAVY SHIRTは文字通り、米海軍が運用していた物で元々は無地のシャンブレー。そこへウォバッシュを採用することでこれまで目にすることのなかった特別なアイテムとなりました。

Nigel Cabourn得意の"折衷デザイン"。
本製品もヴィンテージへの造詣の深い方であればこの面白さをご理解いただけるのではないでしょうか。

Blueカラーの尿素ボタンもヴィンテージ同様。
ウォバッシュの生地に対して、ボタンと縫い糸のカラーも絶妙にマッチしています。

先の尖った襟型もヴィンテージを踏襲しており、このあたりの再現具合は流石といったところ。

186cm / 着用サイズ : 54

まずはプリントTEEに前開きで。
いつもならMEDICAL SHIRTですることが多いスタイルですが、このシャツでも当然いけちゃいます。

街に溶け込みやすいこういったスタイルは王道の組み合わせです。

186cm / 着用サイズ : 54

今回はもう1スタイルも。

Blue系のシャツを着ると無性に穿きたくなるのが白パン。好評のFRENCH WORK PANT - HEMP CANVASも残り僅かとなりました。

着こなしのポイントはやはりサスペンダーを用いたスタイル。ラフな印象になるよう、ボタンは深めに開けています。私はこういった非日常なテイストが大好きで今回のスタイリングに関わらず、普段からよくしています。ちなみに被っているハットは弊社取り扱いのハットブランド”SUPER DUPER”。この他にも数型ご用意があるのでこの手ハットをお探しの方は是非。この夏チャレンジしていただきたいワークスタイルです。