《New Arrival》OPEN COLLAR SHIRT ‐ ROKUTA PATTERN

2024.08.10

AW24のアイテムが徐々に顔を出してきました。
テーマである「George Mallory's Ascent of Everest 1924」。
メインラインはエヴェレスト登頂に欠かせないエドモンドヒラリー卿率いるシェルパを主にコレクションが繰り広げられています。

これからご紹介するアイテムもテーマに付随します。ぜひご覧ください。

昨年、シーズンの立ち上がりと共に初登場したOPEN COLLAR SHIRTのロングスリーブ、各店でも予約がつくなど多くの反響があったアイテムでした。

本製品はスタイルはそのままに、渋めな面持ちのボタニカル柄を取り入れました。

・ROKUTA PATTERN(ロクタパターン)

ロクタは模様の名の総称を指します。
遡る事1950年代、ヒラリー卿の任務に同行したシェルパ(山の案内人) テンジンノルゲイの出身地であるネパールの ”伝統工芸品" に着目しました。

エヴェレストを象徴とした多くの山々が立ち並ぶネパール。各国と比べると平均して標高が高く、このロクタも地の利を活かした工芸品だと言われています。

ロクタという名の ”木” が存在し、その皮からなる手作り紙がネパールの工芸品として観光客に向け幅広く売られています。日本でいうと和紙みたいな感覚でしょうか。

また、ロクタの木は標高2,000ｍ～4,000ｍの地でしか育つことが出来なく、まさに標高の高いネパールならではの生産背景と言えます。

ロクタには、無数のパターンが存在します。
様々な色展開されている「プレーン紙」、現地の草花をふんだんに漉き込まれた「フローラ(草花紙)」、本物の草を影だけ写し込んだ「シャドーグラフ」etc...

本製品は ”フローラ” に該当します。
また、柄のパターンはZUKI氏が1枚のVinntageの写真資料を見つけたのがきっかけで、本製品へ落とし込みました。

昨年に引き続き、本製品の醍醐味である裏起毛はそのまま採用。
正直今は気温に見合ってはいませんが、この施しがあることで冬明けまで長く着用できます。

※着用Size：50(身長175㎝)

可動域は十分に程確保出来るよう身幅は広く設計、背中にはダーツを設置しています。また、丈が多少短い仕様の為、Trousersのシルエットを問いません。

ビッグシルエットまではいかない、なんとも絶妙なバランスが体型を選ばず着用ができるのは嬉しいポイントです。

今時季なら、袖をめくって白パンなど合わせ少しでも清涼感を効かせたいところです。
私も購入させていただきました。今は端境期ならではのコーディネートをこれから楽しみたいと思います。

AWシーズンはこれからです。
予約会で人気を博した ”40’s TANKERS JACKET” やENGINNER JACKETなどの丈感が比較的短いアイテムと合わせてみるのも良いかと思います。
意外とインナーとして引き立て役にも徹してくれたりします。

少しトリッキーなデザイン性のものを購入した時、その服をどのように合わせていこうかと想像を膨らます瞬間って服好きの方々はあるかと思います。
個人的にはその瞬間がすごく好き。本製品もそういったワクワクさせてくれる感覚を持っています。

待ちに待ったAWがいよいよ立ち上がろうとしています。
今季も皆様にとってお気に入りの1着と巡り合えればと思いを込めつつ、新シーズンも皆様と一緒に盛り上げていければなと思っております。

鎌田

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営業時間 : 11:00 〜 19:00

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