《FRENCH WORKの代表格》P/O FRENCH WORK SHIRT - MOLESKIN

2022.09.27

ブログをご覧の皆様

こんにちは。FLAGSHIP STOREの鎌田です。

今季のテーマ『CORRESPONDENTS IN THE KOREAN WAR』に欠かせない要素のひとつである ”FRENCH” を表現したアイテムが既に入荷しています。
皆様ご覧になられたでしょうか。

プルオーバーフレンチワークシャツモールスキン / PULLOVER FRENCH WORK SHIRT MOLESKIN
Item No. 80450030000
Colour : Charcoal Gray / Blue / Ivory
Size : 46 / 48 / 50 /52

まさに ”FRENCH WORK”。
MOLESKINの生地・襟からボディにかけ、ボタンも比翼も無い独特な被りのシャツ。

まず、詳細をこちらからご覧ください⇒《New Arrival》P/O FRENCH WORK SHIRT MOLESKIN

古着界隈ではよく耳にしますが ”FRENCH WORK” とは何ぞやと馴染みのない方もいらっしゃるかと。少し説明させて頂ければと思います。

~FRENCH WORKとは~

始まりは19世紀末。フランス労働者が着用していた作業着全般の事を指します。

主な職種とそれに付随する作業着が以下の通り。

・炭鉱夫 ⇒ フレンチワークジャケット

・漁師 ⇒ フィッシャーマンスモック・バスクシャツ

・消防士 ⇒ ファイヤーマンジャケット

・電気技師 ⇒ ワークコート

・芸術家 ⇒ アトリエコート

・軍 ⇒ フレンチミリタリー

他にも職種はございますが、代表的なものでこれらが全て ”FRENCH WORK” に含まれた括りとなります。

過去のNigel Cabournのアイテムにおいても幾つか関連するワードがありますね。

今回ご紹介のアイテムは、漁師が着用していたフィッシャーマンスモックをベースにして作られました。

生地もフレンチを代表する ”MOLESKIN” を使用。「モグラの肌」が語源で、コットン地を起毛させた光沢と柔らかい表情が特徴の生地。Nigel Cabournではもうお馴染みですね。

※着用Size : 50 (身長175㎝)

漁に出る際に着用することを想定して作られていた為、ガバっと着られるようにシルエットは身幅の広いボックス型を採用。インナーを選ばず、様々なシーンで活躍できます。

オリジナルには存在しないバックポケットや、アームホールにはMK３のペンポケットもプラス。

こういった遊び心がNigel Cabournらしいです。

CAP : フェルトベレー / FELT BELET
PANT : フォーレンダムパンツ / VOLENDAM PANT

IvoryやCharcoalも良いですが、FRENCH WORKの定番 ”MOLESKIN Blue” は特におススメですね。

※着用Size : 52 (身長175㎝)

INNER : 50’s パーカー / 50's PARKA - 20.5oz

意外とインナーにHOODIEなんかもイケちゃいます。アウターとして使用するイメージなのでサイズを52に上げて着用してみました。
邪道かもしれませんが、ファッションの在り方は様々なので許容範囲は広く設定しておいてもいいかもしれませんね。

JACKET : フォーレンダムジャケット / VOLENDAM JACKET
PANT : フォーレンダムパンツ / VOLENDAM PANT

少しトリッキーなスタイリングですが、インナーとしても輝きます。
襟の無いVOLENDAM JACKETとの組み合わせで首元をすっきりさせ、少し抜けた雰囲気にしてみました。

Nigel Cabournのarchiveは、FRENCH WORKに影響され誕生したアイテムが多々あります。中でもフィッシャーマンスモックは名品と言われ、昔から多くのブランドがサンプリングをしたり、近年ではVINTAGEで見かける個体も減ってきています。
その評価の高さから今ではFRENCH WORKの ”代表格 ”と言っても過言ではありません。非常におすすめです。

まずは王道から。ぜひ。

本日の鎌田の”中目MESHI” はこちらです。