"Style" 着れば着るほどに、最高だと思える生地 -S.A.S.CAMOUFLAGE
昨年はお盆時期に大型の台風が続いてましたが、今年の8月はいよいよほんとに地球は大丈夫かって思うほどの気温が連日続くきっつい暑さですね....
各地でコロナウイルスの感染増加と共に、熱中症という近年の夏の脅威が今年は特に連日の酷暑によって例年以上の警戒が続いています。皆さん、withコロナの新しい生活様式によって衛生面の対策も行いながら、あわせて熱中症対策もしっかり行ってなんとか乗り越えましょう。
夏の時期、私は毎年ショートパンツを穿く頻度が圧倒的に高く、熱狂的なショーツユーザーで、ほぼ毎年買い足しているので様々なモノを所有していますが、今年はほんとに着用頻度も高く、デザイン、生地の色味や質感、着用感と久々にすべてにおいて間違いないと思えるショーツをはじめ、共生地のジャケットやハットに出会えました。この生地、経年変化も素晴らしくホントに最高です。唯一無二と言える表情豊かな深みのある迷彩柄 "S.A.S.CAMOUFLAGE"のスタイリングをご紹介です。
"S.A.S.CAMOUFLAGE" の生地は、遡ること80年前の1940年代、S.A.S.(Special Air Service イギリス陸軍特殊空挺部隊) が運用していた通称ブラッシュカモと呼ばれるcamouflage のヴィンテージファブリックが原案で、一般的にはベースとした色生地を基に単純なプリントを施すやり方と違い、あえて白生地に複数の版を重ねていく重版という工程を用いており、その着色は、染料、顔料、オーバーダイを柄によって使い分け、ヴィンテージの持つ複雑な表情の微妙な版のズレも再現するというアプローチ。これがほんとに挑戦的な技法で、素性の全く異なる着色方法を使い分けるというのは、それぞれ物性が違いすぎることによりコントロールも困難で、あまりにリスキーすぎて通常は行わない至難の業ゆえ、それを製品として生産できる工場が限定されている。
まさに試行錯誤、年月を重ねて製品化された希少性の高い特別で語れる生地。 技量の高い工程を経て、拘り抜いた革新的な着色技術によってヴィンテージを昇華させた渾身のファブリック。
長い年月を刻んだヴィンテージのように、長く使い込むことでそれぞれの異なる着色が味のある退色となり、起伏に富んだ非常に豊かな表情を持ったエイジングとなる。これが非常にカッコいい雰囲気を纏います。生地感も、良い意味でクタっとしながら、しっとりとした表現の質感となって着心地は増し、ヴィンテージを超越した迫力を感じられる生地だと思っています。着れば着るほど最高だと思える自信持ってオススメしたい生地。
model : ATKINSON JK S.A.S. CAMOUFLAGE
item no : 80400080004
colour : green camo
wearing size : 50
ロバート・F・スコット隊長と共に人類初の南極点到達に挑んだ、エドワード・アトキンソン博士が着用していたヴィンテージのジャケットがベース。両胸にボタン付きのポケットを配置、腹部の箇所には大きめのフラップ付きポケットを搭載したデザインで機能性の高いジャケット。襟を立てた着用も雰囲気が変わり、"S.A.S.CAMOUFLAGE" の生地との相性も凄く良いデザインだと感じる。秋にも活躍するジャケットです。
model : S.A.S. COMBAT SHORT CAMO
item no : 80400051004
colour : green camo
wearing size : 34
[経年変化 Sample]
着用を重ねている私物のショートパンツを製品と比較したものです。上の写真が製品、下の写真が私物の経年変化した写真です。生地のあたり、絶妙な退色感などヴィンテージの雰囲気を纏ってます。
製品 写真
私物 着用 写真
左: 製品 右: 私物 着用 写真
私物 写真
model : Merz. b. Schwanen 103
item no : 80403021000
material : cotton × rayon
colour : ivory
wearing size : 6 (L)
是非、オススメしたい生地、製品です。店頭でのご試着やお問い合わせをお待ちしております。
西澤
ご紹介しました商品は、大阪エリアの別店舗として 1415+2南堀江店でも展開中です。そちらでもNigel Cabourn 他、弊社代理店ブランドの多くの購入が可能です。
是非ともご覧ください。
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Nigel Cabourn THE ARMY GYM ルクア大阪店
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