ブログをご覧の皆様こんにちは。
東急プラザ銀座店の屋比久です。
前回に引き続き、”グリーンデニムシリーズ”の第2弾として RAILMAN DENIM PANTをご紹介いたします。
前回のブログは、こちらからご覧ください。
突然ですが、皆さんが街中でよく耳にするであろう "デニム" という言葉が何を指し示しているのかご存じでしょうか。
実は"デニム"という言葉は、生地の名前を指しています。お店に置かれている製品の名前は、デニムではなく"ジーンズ"と呼びます。
恥ずかしながら私は、服飾学校で勉強するまで誤った認識をしていました...。
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上記の画像を見ると、右上から左下に向かって糸の畝(綾目)が流れています。
これを右綾織りと言います。
RAILMAN DENIM PANTは、左撚りの糸を右綾で織っている為、織る際に緩みが生じ凹凸感のある仕上がりになっています。
凹凸があることで経年変化により、頂点のみ色落ちする傾向が強くなります。
逆に左綾デニムの場合は、表面がフラットになるのでアタリ感が強くなりハッキリとしたタテ落ちになる事が多いです。
レイルマンデニムパンツ / RAILMAN DENIM PANT
Item No. 80020050125
Colour : Indigo / Green
Size : 28 / 30 / 32 / 34 / 36
1920年代にフランスの鉄道員たちが着用していたヴィンテージデニムをベースにしたデザインで、深い股上と幅広のワタリによる迫力あるシルエットが特徴です。
ヴィンテージデニムを徹底解析し、現代に蘇らせたオリジナルのスペシャルファブリックを使用しています。
" RAILMAN DENIM "
大きくV字カットしているのは、腰回りの可動範囲を広げる為。
また、大ぶりなバックシンチを配していることでバック部分の迫力が増し、他にはないシルエットが楽しめます。
また裾にかけて緩やかにテーパードが効いていますが、幅広のワタリになっている為、ワイドパンツのようなシルエットになります。
細かいディテールですが糸始末にも拘りを感じられます。
1920年代のミシンには、返し縫いの機能が備えられていません。
その当時の糸始末を再現する為に、わざと一本縫いで表裏に糸を飛び出させたり、V字縫いで糸始末をしています。
そのままですと糸がほつれてきますが、リベットを配して止めているので問題はありません。
また、ドーナツ釦や補強用のリベットにまでNIGEL CABOURNの刻印とブロードアロー(イギリス軍の官有物を示すマーク)が印されており存在感があります。
黄色のセルビッジがまたいいアクセントですね。
このRAILMAN DENIMの生地は、6,7,8番手の糸をタテ糸に使用しランダムに配置して織っている為、ザラつきのある独特な質感と随所にネップや毛羽立ち等が見られます。
これは、戦時下で物資が不足していた時代、同じ番手の糸を入手するのが困難だった為、仕方なく異番手同士で作っていた背景があります。
RAILMAN DENIMは洗うと多少の縮みはありますので、縮みを考慮してご購入されることをお勧めします。サイズ選びが難しいアイテムですので、店頭で試着しスタッフと相談しながらのサイズ選びを推奨します。
【 スタイリング 】
*着用スタッフ 身長:173cm
着用サイズ:30
RAILMAN DENIMは、クラシックな装いにマッチすると思うのでシャツやジャケットとの組み合わせがお勧めです。
少しテーパードが効いたシルエットなので、クラシックな雰囲気がとても合うと思い私物のJACKETを着用してみました。
ネイビー×グリーンの組み合わせは間違いありません。
パンツはサスペンダーで吊っている為、お腹周りの締め付けがなく快適に着用していただけます。
着用サイズ : 30
BRITISH OFFICERS SHIRT S/S - TYPE2と合わせましたが、個人的にこの組み合わせがかなり好みです。
シャツをインしても、パンツ自体に迫力があるので様になります。
東急プラザ銀座店では34,36の在庫を切らしておりましたが、リストックし30~36まで集めました。
この機会に是非お立ち寄りください。
皆様のご来店とお問い合わせをお待ちしております。
屋比久
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