《ニッチなパンツ》TOMMY’S PANT

2025.01.10

皆様こんにちは。
東急プラザ銀座店の屋比久です。

軍パンと言えば、多くのギミックが搭載しておりかなりボリュームのあるパンツを想像する方々が殆どでしょう。
勿論そのカッコよさも分かります。
しかし、ギミック過多によりコスプレ感であったり違うテイストの洋服と合わせづらいなんてこともあるでしょう。

今回は、目立ったディテールは少ないですが、随所に感じとれるミリタリー要素が堪らないアイテムTOMMY’S PANTをご紹介いたします。

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トミーズパンツ / TOMMY'S PANT
Item No. 80490050015
Colour : Khaki / Dark Green
Size : 30 / 32 / 34 / 36

特徴的なシルエットの印象が強く、中々手が出せず毛嫌いされている方も多いでしょう。
私もこの系統のアイテムは合わないとかこの色の物は合わないとか勝手に苦手意識を持ったりして手が遠のいたりします。
ですが案外着てみると自分の認識では慣れない格好でも、他者からの目線では似合っている場合もありますよね。何事も一度は挑戦してみるのも良いかもしれません。
長くなりましたが、本製品が正しくそれに該当するかと思います。

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本製品の生地はバックサテンを採用しております。
ARMY CARGO PANTでもお馴染みの生地ですよね。本来は表地として使用するサテン地をあえて裏地として使っています。細かい所ですが、このひと工夫があることで仕上がりは大きく変わってきます。

①表地は、適度に起毛がかったドライな風合いへと仕上がります。そうすることでUSED感が生まれ、お手持ちのヴインテージウェアとも合わせやすくなります。

②裏地に使われているサテン生地は、滑らかでツルツルとした手触りが特徴です。ウール混やデニムには無い優しい履き心地が”バックサテン”の良さだと思います。

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ここにも注目です。Nigel Cabournのパンツには袋布や補強布にヘリンボーン生地を使用しているものが多いです。
私が入社して初めてNigelのパンツを見た時に、細かい所まで拘った物作りしているなと感銘を受けました。他者から見えないところにまで目を配りカッコよさを追求しているあたりは流石です。

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英国軍のカーゴポケットは左足の正面に付くタイプもございますが、本製品のようにサイドに付く場合もございます。

さらには、補強のためのダブルニーとモンキーヒップ仕様。ブーツインを想定して施された裾リブ。
WW1は現代のような航空機はなく、歩兵戦がメインだった時代。狭い塹壕内での移動や戦いに適したディテールを付与しています。

モンキーヒップや裾リブなどが搭載しているヴィンテージウェアは現在の古着市場でもなかなか見つからないでしょう。
そんな特別なスペックを配しています。

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着用サイズ：32 / 身長：173cm

通常のカーゴパンツは、昨今のミリタリーブームにより量産され続け世の中に多く出回っています。洋服が被るのが嫌いな私には、このニッチなシルエットやひと癖あるディテールが堪りません。

足元はブーツに限らず、もちろんスニーカーと合わせても問題ありません。こういうパンツは癖がある分、その人のコーディネート力を鍛えてくれる気がします。苦手意識のあった方も、試しに履いてみてください。
案外アリかもしれませんよ。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。