〜 FIREMAN JACKET(火消し・消防団)〜
日本では江戸末期〜大正時代にかけて、文字通り火消しを生業としていた人達。
その人達の命を守るための防護服として採用された生地が刺し子になります。
衣料の発達が乏しく、貧富の差も激しかった日本。
それ故に衣服の強度を上げる織り方を生み出し、穴が開けば布を当て伏せをし使い続ける。
時代が進んだとしても誰かが紡いできたことで、刺し子という文化・衣服が現代でも残り続けているわけです。
ファイヤーマンジャケット - ヘンプコットン / FIREMAN JACKET - HEMP COTTON
Item No : 80490480910
Colour : Dark Green / Indigo
Size : 46 / 48 / 50 / 52 / 54
100年以上の歴史を持つフランスの老舗百貨店が自国の消防団のためにデザインしたファイヤーマンボタンを再現。
デザインソースは、米国消防団が着用していたとされる古い年代のジャケット。
世界に誇れるジャパンメイド刺し子。
3カ国の良さを掛け合わせた本製品。これは実際に見て触っていただきこだわりようを肌で感じていただきたい。
アメリカのFIREMANといえば、軍でも使われていたクリップタイプが多く出回っており良く目にしますが、テーラードタイプとなるとかなり希少性のある形。
今回テーラードで作ったことにより、ファイヤーマンボタンや刺し子のインパクトに負けることなく、共存し合っています。どれかひとつでも欠けてしまえば、ここまでのクオリティーにはならなかったでしょう。
かなり厚みのある生地をしていますが、腕周りの窮屈さはほとんど感じられません。肩から肘、肘から袖口にかけて緩やかに湾曲させることで、肘の可動を容易にしています。
さらに着込む度に自身の体つきに沿うように形状記憶していきます。
1972年に惜しまれながらも閉店したフランス最古の百貨店は販売に限らず様々なユニフォームを手掛けており、本製品はその消防団のユニフォームに使用されていたボタンを再現しています。
ボタンには、消防士が使うホースがクロスマークで描かれており、炎を鎮火させているデザインが施されています。
フレンチワークというカテゴリーの中で、当時の作り手達はボタンの選定にかなり重要視していたのではと私は思います。
私が知る上では、ウッドボタン・ペーパーボタン・動物ボタン・ファイヤーマンボタン… その他にもまだまだ希少なボタンはあるはずですが、まだまだ勉強不足です。
光り輝くファイヤーマンボタンこれはかなり希少価値のあるボタンです。
刺子と言われても、遠い昔に使われていた生地だと思われる方が殆どですよね。私も正直調べるまでは知らなかったのですが、ちゃんと現代の衣服にも使われていました。
それは日本発祥のスポーツ柔道。その柔道着に使われています。
柔道着に使われているのは2重織ですが、本製品はヘンプと綿の混紡糸による3重織。
かなりの厚みがあり織るのにもかなりの時間を要します。更にそこから過程は縫製に移りますが、こんな極厚な生地にもかかわらず針を通している縫製技術・ミシンも凄いとしか言いようがありません。
【 身長:173cm / 着用サイズ:48 】
本製品はタイドアップで合わせるのが、一番かっこいいスタイリングだと思います。
セットアップでなくても、十分刺し子のインパクトは強烈ですね。
まだ数十回程しか着用していませんが肘付近の運動量は多いので、既にアタリや色落ちが見られます。どんな経年変化をこれから私に見せてくれるのか楽しみでなりません。
皆様のご来店とお問い合わせを心よりお待ちしております。
屋比久
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