ベーシックチノ BASIC CHINO のご紹介

皆様こんにちは。東急プラザ銀座店の川畑です。

今回のブログは2回に分けて、ナイジェル・ケーボン ウーマンの定番アイテムであるベーシックチノフレンチワークチノについてご紹介させていただきます。本日はベーシックチノについてご紹介させて頂こうと思います。

ベーシックチノ/BASIC CHINO
ItemNo.80410850003
Colour : Beige / Green / Navy

 

私が洋服に目覚めて最初に買ってもらったパンツがチノパンだった気がします。チノパンは今やビジネスシーンからカジュアルウェアまで幅広い汎用性に優れたパンツですよね。チノとはスペイン語で中国を意味するそうです。

Q1. 何故中国なのか、その歴史を紐解いていきましょう!

A.チノパンの歴史は100年以上前のイギリス軍の軍服が起源だそうです。当時は何にも染まっていない真っ白なパンツでイギリスがインドを攻めていた際に、土地の色に馴染まず目立ってしまうことからインドにあったカレー粉やコーヒー、桑の実を使用してカーキ色に染めたパンツがチノパンとなったそうです。

このカーキ色、インドのヒンドゥー語で『土色・土埃』という意味。まさにインドの土地で敵から身を守るためにカモフラージュできる色だったそうです。また、兵士が怪我を負って出血してしまった際に、血液がカーキ色に染み込むことで血の赤が黒みがかり兵士が血液を見てパニックを起こしにくい利点もあったそうですよ。

Q2. では、どうしてチノはスペイン語で呼ばれているのか。

A.当時インドで作られたカーキ色のパンツがインドから中国へ、その後フィリピンへ渡ります。その頃フィリピンはアメリカに統治されます。それまで長い間スペインの植民地だったことから中国から来たパンツをスペイン語でチノパン(中国から来たパンツ) と呼んでいたそうです。他にも諸説あるそうなので信じるか信じないかは...といったところです。

Q3.なぜこのような汎用性のあるアイテムなのか。

A. 軍服が起源のチノパンですが、ここまで幅広く着られるようになった事にはもう一つ理由が。それが1980年代に起きたプレッピーブームです。それまで軍服や作業着として着ていたチノパンをアメリカのお坊ちゃんたちが着るようになります。そこから瞬く間に高感度なお洒落着として定着したそうです。

またまた長いうんちくになってしまいました。読んでいただいた皆様ありがとうございます。上記のような深い歴史がミリタリーウェアにはあるので面白いです。

それでは続いて着用サイズの比較画像です。

スタッフ身長160cm  着用サイズ6

スタッフ身長160cm 着用サイズ8

スタッフ身長160cm サイズ10

ベーシックチノはナイジェル・ケーボン ウーマンの他アイテムよりもウエストサイズが少し細いです。見た感じは大きく見えても履いて頂くと違いがわかります。オンラインでご購入される際は採寸をよく見てからご検討下さいね。

スタッフ身長160cm 着用サイズ8

サイドから見るとストレート感がよく分かります。身長160cmの私でサイズ8がジャストです。

気分によってサイズを変えても面白いですよ。因みに私はネイビーのサイズ8とサイズ10を持っています。サイズ10に関しては3年履きこんでいるのでヴィンテージの様な風合いがでていて個人的にたまらない雰囲気に育ってくれました。3年前はベルトでギュッと絞って履く雰囲気が好きでした。サイズ8は半年前に購入しました。最近はジャケットをかっこよく着たい気分なので、それに合わせるとしたらサイズ8が自分にとって心地いいサイズです。

ナイジェル・ケーボン ウーマンのチノは個人的に一押しアイテムです。友人にも勧めてしまうくらいお勧めしています。まずは基本の1枚として是非、是非です。

そしてナイジェル・ケーボン ウーマンからでているチノの生地は本格派です。どうして本格派と言い切れるのか。次回フレンチワークチノでご紹介させて頂こうと思います。

それではまた次回!

川畑

 

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