ブログをご覧の皆様、いつもNigel Cabourn伊勢丹新宿店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。先日の22AW先行予約会にご来店・お問い合せ頂きましてありがとうございました。
最近魚を捌くYouTuber(きまぐれクックという方)を良く見ている為か、スーパーで魚を丸ごと一匹買ってきてしまう佐野です。
今回は先日のAW22先行予約会にも並んでおり、大人気だったこちらのアイテムが新規入荷致しましたのでご紹介していきます。
FRENCH WORK SHIRT HEAVY DUNGAREE/フレンチワークシャツヘビーダンガリー
Colour : Green / Navy
Size : 46 / 48 / 50 / 52
今回のコレクションにも大きくフォーカスされているフレンチワークアイテムです。40年代のフランス陸軍のシャツをアイテムベースとして構築したアイテムで、細やかなディティールにも目を引きますが、今回のコレクションテーマにもなっている『朝鮮戦争』のあった1950年代ですが、大きく染色技術が発達した年代でもあり今回のこのアイテムの染色・生地感も注目の一つなので紹介していきます。
まずは、この首から肩にかけての部分です。他のシャツアイテムと比べて大きく違い、首部分に三角形のマチがあるのと肩部分が二重になっています。これはヨーロッパの人特有の僧帽筋(首から肩にかけての筋肉)が発達しており、生地にかかる負担や引き裂きを軽減する為のディティールになっています。しかもマチ周りをバイアス縫いにする事で自然なストレッチが生まれるように縫製されており、アメリカなどにはないヨーロッパ独特の細やかな仕事が感じられます。
続いてはボタン部分です。ボタンは四つ穴の押し型のメタルボタンになっており、シャルル・ド・ゴールなどが着ていた1900年代前半のフランス軍のボージョンジャケットなどにも見られるヴィンテージ色の強いボタンです。厚みは無くチープな印象を受けますが、その作りは実は繊細で糸の擦り切れを防ぐように前面は窪んでおり後面は突起しています。ラッカー塗装の様な経年変化を見るボタンに比べ経年変化は分かりずらいですが頑丈さは間違いないと思います。
そしてやはり注目すべきは、このアイテムの染色と生地感です。一見、インディゴ染めの様に見えますが実は違います。アロハシャツの染めに流用させているのが代表的な、反応染料の中のカバツ染料を使用した染めになっています。特徴として染めた際の色落ちが綺麗に同系で落ちて行く為に写真の様な綺麗な色むらが出てきます。生地感に関しても、手触りがソフトな特徴を持つ、斑状型(画像の岩や石の様な模様)のリング紡績糸で織り上げているため、一見すると硬くてザラザラした感触に見えますが、思った以上に肌当たりはソフトで着用する際のストレスはありません。
私はまだまだ暑いので盛夏アイテムで購入し最高に気に入っているモディファイドホスピタルパンツのホワイトと合わせて爽やかにまとめてみました。サイドスリットもあるので太めで股上深めのパンツとも相性がいいと思います。
新入荷したばかりでサイズは揃っていますが、時期が来る前にサイズがなくなってそうな大注目のアイテムです。是非、店頭やお電話、LINEなどでのお問い合わせをお待ちしております。
佐野
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