例年に比べて心地よい気温が続く、ここ最近。
目的もなく、ふらりと出かけたくなる気分です。
今回は、普段使いはもちろん、ちょっとした旅行にもぴったりなリュックをご紹介します。
毎シーズン入荷しては、人気のあまりすぐに姿を消してしまうこのアイテム。
久しぶりに店頭に並び、ようやく日の目を浴びています。
そして何より、、、ようやくこのブログでもご紹介できる日が来ました!

ナイジェル・ケーボンフリークにとっては、まさにマストアイテムといっても過言ではないでしょう。
デザイナーであるナイジェル氏は、本製品の元となったヴィンテージを所有しており、いつも背負っている姿が印象的です。
元となるのは、1950〜1980年代にスイス陸軍の山岳猟兵部隊で実際に使用されていた、通称「ごま塩」と呼ばれるソルト&ペッパー生地とレザーのコンビネーションによるもの。
この生地は、摩耗に強く、汚れも目立ちにくいため、アルプス高地という過酷な環境下でも信頼できる素材として活躍していました。
さらに、オイルドレザーを組み合わせることで、耐水性と耐久性が飛躍的に向上しています。
正直なところ、「これを超えるリュックは存在しないのでは」と思うほど。
無骨さと洗練された機能美、その両立に惚れ込んでいます。
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まず注目したいのは、リュックの「要(かなめ)」とも言えるレザーボトム(底面)。
荷物を入れたとき、最も重力がかかる部分であり、背負ったときにショルダーストラップへとダイレクトに重さが伝わる部分でもあります。
この重要な箇所に、厚みのあるクロムエクセルレザーが使われているのです。
これにより、重さをしっかりと受け止め、背負ったときの負荷を分散してくれる。
面白いことに、同じ重量の荷物を、底面が薄いナイロン製のリュックと比べて背負ってみると──
体感としてまるで違う。「重い」と感じにくくなるのです。
容量はおよそ30〜35リットル。
一泊二日程度の旅行にちょうど良いサイズ感です。
当時、この限られた容量の中に、兵士たちは衣類・食料・水・弾薬・救急用品など、すべての個人装備を収納し、長時間にわたる行軍や高所での活動に臨んでいました。
さらに、リュックのサイドストラップには、ピッケルやスキー板、ロープなどの外部装備を固定できる設計が施されており、まさに山岳部隊仕様の実用性を感じさせるディテールです。
開閉には、フラップとレザーストラップ、そして本体に備わったシンプルなドローコードのみという、まさに無駄のない構造。
複雑なパーツは一切なし。荷物をサッと取り出せて、それでいて雨や雪の侵入をしっかりと防いでくれる。
このシンプルさが、かえって機能美として際立ちます。
可動パーツが少ない分、当然壊れにくく過酷な山岳環境や最前線の任務でも信頼できる、まさに“戦うための道具”として設計されているわけです。
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服装と持ち物のバランスに悩まれる方は、少なくないのではないでしょうか。
特にバッグは、実用性とデザイン性の両立が求められるため、コーディネートにおいて意外と難しいアイテムです。
「便利ではあるけれど、服装と合わない」「おしゃれだが、どこか浮いて見える」——そんなミスマッチを感じた経験をお持ちの方も多いことと思います。
そうした中で、ウェアとの親和性という点において、このリュックは非常に優れたバランスを備えています。
無骨でありながら品のある佇まい。
その存在感は、単なる道具としてのバッグにとどまらず、スタイリング全体に自然な統一感をもたらします。
そして何より特筆すべきは、このバッグが元々軍用として使用されていた背景を持つ点です。
そのため、アウトドアやキャンプといったレジャーシーンにも自然に溶け込み、機能性と耐久性の両面で非常に優れたパフォーマンスを発揮してくれます。
私自身、日々の通勤から週末の小旅行まで、これひとつで事足りています。
過度な装飾がなく、必要十分な容量と整理しやすい構造を備えているため、使い勝手の良さを実感しています!
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画像右は、里舘の私物である以前リリースされていた同モデルです。
以前のモデルのため、今回紹介する製品とはレザーや一部の仕様が異なりますが、
並べてみると、違いは一目瞭然。
時間の経過とともに日焼けしうっすらと黄みがかったカラーに変化し、使い込まれたことで生地もくたっとし独特の表情が際立っています。
背負ったときの存在感はなかなかのもの。
他のバッグにはない独特の雰囲気で注目されることもしばしばです。
気になった方は、ぜひお早めに。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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