今シーズンのテーマは【KOREAN WAR】
半島の38度線を越えて勃発した戦争は、やがて資本主義と社会主義の戦いとなり世界の主な両陣営の国家を巻き込むに至りました。
多数の国家が関わった事実に即して、本製品は、英国、米国、フランス、チェコ軍のミリタリーキルトを参照しそれぞれの要素をミックスしたファブリックデザインとしています。
ライナージャケット-ジャガードキルト / LINER JACKET - JACQUARD QUILT
Item No.80450030001
Colour : Khaki
Size : 50
1960年代のチェコスロバキア軍と1940年代のフランス陸軍のヴィンテージウェアをベースとしています。
ネック部分を折返しボタンで固定する事により、ラペルの様な形状にする事も出来ます。
キルティングの柄は連合軍や連合軍加盟国に強く影響を受けた国で使用されていた柄です。
ダイヤ柄はフランス軍がよく使用しており、チェック柄はイギリス軍、フランス軍が使用しています。
ストライプは東欧系が多く連合軍からは外れていますが、フランスの影響を多く受けている国ですので参考にしています。
横使いのヒョウタン柄はアメリカ陸軍の60~70年代に多く見られた柄です。
リバーシブルに対応したポケット部分のスリットと袋布の独自の形状は1930年代英国陸軍によって製作されたプロトタイプ(原型、試作品)ミリタリージャケットから借用したディティールです。
ここまでキルティングステッチの柄を説明した上でキルティングについて少し触れておきたいと思います。
キルティング生地とは二枚の生地に芯地や中綿を挟み込み、キルティングステッチで固定したものです。
生地として生産し、その後パターンカットし洋服に縫い合わせます。
その為、キルティングステッチの形状は原反となる巻物単位で一種類のみです。
本アイテムは通常では行えないパターンの異なる数種類の柄を重ねるという事を行っています。
その様な事が成しえたのはジャガードでキルティングを施す事が出来る、非常に珍しい刺繍機を発見しそれを駆使した結果です。
多くの時間、手間暇をかけ完成された特別な生地です。
表と裏でも生地を変えており表はリップストップとし強度を持たせ、裏はしなやかさを持つツイルとしています。
その生地に硫化染料で染色を行い、適度なアタリや色落ちを楽しむ事が出来る生地へと更に昇華させています。
様々なキルティングステッチの柄、表と裏の生地の変更、硫化染料を使用した生地等様々な組み合わせで経年変化の楽しみがあるアイテムとなっております。
ボタンはバトルドレスジャケットやパンツの完全復刻を行い、チェンジボタンを使用しています。
両面を使用しサイズ48でコーディネートを組みました。
※現在岡山店ではサイズ50のみのお取り扱いとなっております。
PANT : M-43 MODIFIED PANT 着用サイズ32
BEANIE : SOLID BEANIE
身頃部分に溜まった熱や湿気を首元から逃がすディテールとしている為襟が無く、首元が寂しい場合にはストール巻くと暖かさを逃がしません。
続いて裏面のグリーンでのコーディネート。
グリーンのジャケットやブルゾンを見ると、デニムパンツで合わせたくなります。
ヘンプ生地のエンジニアパンツを合わせました。
どちらのカラーも使い易く、キルティングステッチによる陰影もあり立体的な良い表情をしています。
ボタンの付け替えは5分程で出来ますので、その日の気分で使い分けてみて下さい。
皆様のご来店をお待ちしております。
奥村
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