皆様こんにちは。中目黒店の榊原です。
秋とは思えない、まだまだ気温が高い日が続いていますね。
1年前も残暑が厳しくて、秋を感じられたのは一瞬。
すぐに真冬!と思いきや暖冬で拍子抜け。
今の季節からすぐに着れて、スタイリング次第では冬まで着回せるコートを新調するのはいかがですか?
せっかく買うなら、一生着られる1着。そんなコートをご紹介します。
マックコート - コンフォータブル / MAC COAT - Comfortable
Item No. 80490800001
Colour. Beige
Size. 6 / 8 / 10
Nigel Cabourn WOMANのマックコートは、まさに英国の伝統を感じる1着。
1940年のイギリス陸軍を参考にしています。
【トレンチコートの始まり】
1820年代初頭にスコットランドの化学者であり発明家のチャールズ・マッキントッシュと、イギリスの発明家のトーマス・ハンコック(イギリスゴム産業の創始者)が生み出した、防水コートが始まりと呼ばれております。
そんなコットン地にゴム引きの加工を施した雨よけの防水コートは「マック」と呼ばれていました。
マックコートは日々の生活の中で、乗馬や射撃、釣りといった野外活動を嗜み、兵役に就いている上流階級の人々のためのコートでした。
地面に深い溝(トレンチ)を掘って戦う戦場で寒さとの戦いだったとも言われ、このコートの撥水性能が、英国軍の強さの一因であったと称されていました。
その後、技術が発達し、1879年に織り上げる前の綿とウールの繊維に防水加工を施すことで最高の通気性を実現した生地「ギャバジン」を発明すると、瞬く間に探検家や冒険家、飛行士たちから絶大な人気を集めました。
【コートの裏地が“チェック柄”である理由】
トーマス・ハンコックはマッキントッシュ・クロスを使って世界最初期のレインコートを生み出した時、タータン・チェックの裏地を貼りました。
チャールズ・マッキントッシュがスコットランド出身であることから、スコットランドのケルト文化を象徴するタータン・チェックを裏地に使うことにより、彼は世界的な発明をしたチャールズ・マッキントッシュに最大の敬意を払ったのです。
【Nigel Cabourn WOMANのマックコートの特徴】
素材はオリジナルのギャバジンを使用。
タテ・ヨコ糸に濃淡をつけたシャンブレーを使い高密度に織り上げたこのギャバジンは色に深みがあり、光沢感と張り感が特徴です。
実際に羽織っていただくと、初めは硬いと思われる方が多いです。
ですが、着込めば着込むほどに味が出てきて、自分の身体に馴染み、経年変化を楽しめるところが魅力。
防水性が非常に高い生地で、湿度が上がることでより目が詰まるという特性もあり、水分が内側に染み込まないような特徴があります。
身長 :163cm / 着用サイズ : 6
身長 :155cm / 着用サイズ : 6
飾り気がなくシンプルな佇まいのマックコートは、合わせるアイテムによって表情の変わるフレキシブルなアウターでもあります。
これを持っている人はカッコいいですよ。
榊原