こんにちは、中目黒店の榊原です。
今回はナイジェルケーボンウーマンの定番の5POCKET JEAN -DENIMが変化を遂げて、再入荷しました!
5ポケットジーンズ -デニム / 5POCKET JEAN -DENIM
Item No. 80480850025
Colour : Indigo / Ivory
Size : 6 / 8 / 10
定番のアイテムですが、今回はアイボリーが大幅に変更されました。
変更された点は大きく分けて2点あります。
1.生地
オーガニックコットン100%を使用した13ozのデニムに変更になりました。
アイボリーはインディゴなど染め糸ものに比べると柔らかく、優しい風合いになります。
インディゴの染めを施したような風合いを出す為に、生地本来を見直す事で、製品としての出来栄えが更に重視されました。
2.セルビッチ(ミミ)
赤から緑に変更されました。
セルビッチのカラーはオリジナリティを出しているブランドが多くありますが、グリーンのカラーはアイボリーの色に馴染み、ナイジェルケーボンらしい色合いです。
セルビッチとは…?
「旧式力織機(シャトル織機)」で生地が織られた際に、生地の左右両端がほつれないようにつけられたミミの部分の事を指します。
旧式力織機でつくらるデニムは価格が新織機と比べると高価でありながらも、人々の目を惹き続けて止まないのです。
では、なぜ旧式力織機で織られたものが良いとされるのか?
それは①生地の仕上がりと②生産効率にあります。
①生地の仕上がり
旧式力織機は糸を目いっぱい引っ張らず(テンションかけず)に織れるのが特徴で、糸につける糊の量も少ないため織られた生地はふくらみのある風合いが生まれ、凹凸感のある仕上がりになります。
素材本来のポテンシャルを最大限に活かした着用するほどに風合いの増す生地と言えます。
②生産効率
さらに大きな違いが仕上がる生地の横巾にあります。
旧式力織機は仕上がる生地の横巾が80cm前後であるのに対し、革新織機は倍近い150cmも織ることが可能です。
結果、旧式力織機がセルビッチデニム1本分の生地を織る間に、革新織機はノーマルのデニム5本分の生地を織ることができるのです。
これからデニムを購入される際は、セルビッチに注目してみるのも良いかと。
【インディゴ生地】
ナイジェルケーボンオリジナルの12.5ozの生地で、ヴィンテージのデニムを解析して生まれたスペシャルファブリックです。
当時ヴィンテージデニムは、物資不足により現代のように全て同番手のタテ糸でデニムを作り上げることができませんでした。それらを落とし込んで出来上がった生地はタテ糸に6番、7番、8番手と異なる太さの糸をランダムにかけるという現代では見かけることない、非常に特殊な方法でつくられています。
異なる太さの糸をランダムにかけることで生地の表面はわずかに凸凹した肌触りに仕上がっています。その凹凸によって履きこめば履きこむ程、他のデニムとは一味違う経年変化をお楽しみいただけます。
2色共に型は変わらず、股上が深くワタリはゆったりと余裕がありつつも、裾にかけて緩やかにテーパードの効いたすっきりとしたシルエットに仕上げています。
装いや季節を選ばないデニムは毎日履いてしまう程、コーディネートの着回しが効きます。
皆様のご来店とお問い合わせをお待ちしております。