UTILITY JACKET MIX-COTTON LINEN DENIM

2021.05.29

ブログをご覧の皆様こんにちは、Nigel Cabourn 阪急メンズ東京GALLERY THE ARMY GYMの佐野です。

例年より早い梅雨入りをし、毎日毎日ジメジメした湿気との戦いをしている今日この頃、まだ昼間と夜の寒暖差がある為にあえてカッコいい羽織物をと思い今回はCOTTON LINEN DENIMの流れに乗ってこちらのアイテムを紹介させて頂きます！！！

Item No:80420030010

UTILITY JACKET MIX-COTTON LINEN DENIM/ユーティリティジャケットミックス-コットンリネンデニム

ナイジェルでUTILITYというとUTILITY SHIRTが定番でありますが、こちらとはポケットの使用が変わっております。UTILITY SHIRTが左身頃に見えるフラップの付いたポケット(100年前のU.S.ARMYのワーキングユニフォーム)左右の見頃に見える横開きの長方形型の大きいポケット(1920s〜1930sにU.S.ARMが使用していたプルオーバーのデニムユーティリティシャツ)と年代の異なるポケットを配していますが、こちれらは左右の身頃とも後者の横開きの長方形型の大きいポケットがついています。正直なところ前者のフラップ付のポケット、、使いません。この大容量の二つのポケットで充分、かなり使い勝手良いです！！

異なる年代のデザインを混合させているからこそのここら辺のディティールも忘れてはいけません！！

プルオーバーの前立て

ドーナツボタン(ブロードアロー・NIGEL CABOURN刻印入)

銅リベット

襟のダブルステッチ

形もさることながら生地と色合いが最高にかっこいいです。オゾンブリーチ加工をしたコットンリネンデニムの生地を表裏で使用しています。オゾンブリーチをかけている為使いこまれたような経年変化の色合いが表現されています。特に襟元や裾のかすれ具合はかなり絶妙です！！

また、オゾンブリーチの他に水溶液によるブリーチを施すことによって色転びが無いことも大きな魅力です。色転びとは、一般的にブリーチはアルカリ性・強アルカリ性の薬剤(身近なもだとキッチンハイター)を使用して色を抜いていくので化学反応により微妙に当初の元の色とは異なったものになってしまいますが、本アイテムはそれを使用せず水溶液でのオゾンブリーチ(空気中でのブリーチの為薬液を使用せず生地へのダメージが無く環境にも良い)をしている為に元の色味から実際に着こんでいた様な色の退化を実現する事が出来ている。まるで優しいタイムマシーンに乗せたかのごとく。

このように古くからのヴィンテージのデザインをオゾンブリーチなどの最先端の技術で作り上げた生地で製品にしている贅沢且つギミックの詰まったアイテムに仕上がっています。写真や画像で見るよりも直に店頭で手に取ってみて頂きたいアイテムの一つです。ご時世柄店頭にご来店するのは悩まれると思いますが、是非目で見て肌で感じてみてください！！