チェッカーフラッグがなびいております。
Nigel Cabourn Spring & Summer 2021続々入荷しております‼︎
今期のテーマは『BRITISH MOTOR RACING』英国人に愛されたF1レーサーである、スターリング・モスよりインスピレーションを得たコレクション内容です。これまで見られなかった新型のジャケットやパンツ類が登場します。阪急メンズ東京のオンラインにはSS21の商品が続々UPされていますので覗いてみてください。すでに在庫が欠けている物もちらほら、、スピードに任せてお早めのご決断を。
さて先日、渡部が一押しのパンツをご紹介しておりますが、私の一押しはこちらです。
40s NAVY DECK PANT
Item No:80420050035
ARMY CARGO PTやBASIC CHINO PTをお持ちの方は次はこちらのナイジェルケーボンが誇る究極のヘリンボーンを手に取ってください。ヘリンボーンとは、V字or山型が縦・横方向に延々と続くのが特徴の織り方です。ニシンの骨(herring bone)と形が似ているため、名前がヘリンボーンとなったと言われています。
生地を作る際にまずは糸を作りますが、織物に仕様する糸はZ撚り(左撚り)。右綾では違いの方向にかち合うので強度も増しますが糸の目が立ちます。左綾は同方向なので目が馴染んでしまい、お互いに同じ方向に倒れて強度も軽減してしまいます。本製品はその左綾部分に対しS撚り(右より)の糸を充てた別注にて製作された特別仕様になっています。これにより究極の強度を持つヘリンボーン生地が誕生しました。これを例えるなら、プロテインです。人間にとってもっとも重要な栄養素であるタンパク質を摂取しなければ強くたくましくなれません。人間の髪や爪、血液などたんぱく質が不足すると様々な部分が機能不全に陥ってしまうと言うわけです。このヘリンボーンも左綾部分に対しS撚りの糸を充てなければ、それなりの商品で終わっていたかもしれません。しかしさらに上を目指すなら、取り入れない選択肢はないです。つまり着用者と一緒に何年も何十年も履き続けられるポテンシャルを持っている特別なヘリンボーンだと言うことをお伝えしたいです。筋肉とヘリンボーンは裏切りません。
形は40年代のUS NAVYのDECK PANTがデザインソースです。フロントのポケットは内容物の落下を防ぐためにフラップの片方は縫い付けてあります。バックは右のみポケットが付き、シンチバックも装着。ベルトが普及していなかった時にジーンズのウエストを締めるために使われていたヴィンテージアイテムに見られる仕様です。あるとないとでは雰囲気が全然違います。パンツは内側だけステッチが走り、外側はハギ目もない一枚生地仕様。シルエットがきれいに出ると共に、着用していけば自分の足に馴染んでいく感じが味わえます。
定番のグリーンか、色落ちを楽しむインディゴか。
美シルエットです。サスペンダーで吊っても、ベルトでキュッと締めてもOK。
インディゴはかなり色落ちしますので、色が落ち着くまでは白系の物と合わせない方が◎。洗濯する際も初めは単品でお願いします。
小河
ご来店が難しい方へ、リモオーダーのご注文も受け付けております。詳しくはこちら
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