
全国各地で猛威を振るう最強寒波。冬真っ只中ではありますが、これを乗り切れば春はもう近いでしょう。
これから少しずつSS26のアイテムが入荷予定。初っ端ではありますが今シーズン、大大大注目の大物が店頭へ到着しました。

A-1 フライトジャケット - ホースヌバック / A-1 FLIGHT JACKET - HORSE NUBUCK
Item No. 80520090000
Colour : Camel
Size : 46 / 48 / 50 / 52
「今度は春夏向けのすごいレザー作るから楽しみにしてな。」
ずっと前にそう言っていたZUKIさん。その言葉に間違いは無かったです。
究極の春のレザージャケット。
個人的には間違いなく過去イチです。

ジャケットの命とも呼べる革は”ホースヌバック”。
ホースレザー(馬革)はAWシーズンでたびたび登場しているのでご存知の方も多いかと思います。馬革は柔軟性に富んだうえ、牛革よりも軽量なのでナイジェルケーボンのようなマニアックなディテールを多用したデザインのブランドにとっては最適な素材と言えます。
今回は採用したヌバックは革の銀面(表面)に起毛を施したもの。裏面を起毛させたものがスエード。表面を起毛させたヌバックの方が、よりきめ細やかな表情となり高級感が生まれるのでレザー愛好家に好まれる素材です。
着用と共に表面の微起毛が寝ることで艶が増し、色も徐々に濃くなっていきます。
"キャメル"というカラーを選定したことでより一層、その素晴らしい経年変化をお楽しみいただくことができるでしょう。


画像ではお伝えすることが難しいのですが、春夏シーズンのアイテムであることから薄手に仕上げていることもポイントです。
強度を損なわないよう透きすぎず、職人の手により丁度良い塩梅の厚みを実現しました。柔らかで手に吸い付くようなタッチは他のどのレザーでも体験することができないでしょう。
また、個体によって傷などの入り方が異なるのもレザーならでは。

さて、型はAW25でも登場したA-1 FLIGHT JACKET。
A-1はUSAF(アメリカ空軍)が独立した部隊となる前のUSAAF(アメリカ陸軍航空隊)で1927年に採用された夏季用のフライトジャケットです。
今からおよそ100年前、当時はファスナーが実用化される前だったので本製品もそれを汲み取り、フロントはボタン開閉のみとしています。今回採用したボタンはホーンボタン。歪さのある味のある風合いでホースヌバックの経年変化とマッチする最良のパーツです。

AW25ではトップボタンをクリップパーツに置き換えアレンジを加えていましたが、本製品では全て同型のボタンを採用しました。ナイジェルケーボンらしいアレンジはとても魅力的でしたが、今回の直球なディテールも結局のところ◎。
首元の立ち襟リブ、ボディとは異なるカラーのレザータブ、無機質なスナップボタン。異素材が見事に調和されたこの首元も本製品の見どころの一つでしょう。
ストールやパーカーで味付けしたスタイリングも良いけれど、是非この首元のディテールを見せた着こなしを楽しんでいただきたいです。


首元含め、袖、裾にも取り付けられた旧式編み機で生産した拘りのリブパーツ。職人による調整とメンテナンスによって今現在も稼働している旧式編み機は国内でも現存数が少なく希少と言われています。
確かな技術を持つ職人と希少な編み機によって編みたてられたリブは程よい締め付けを残しながらも長期の着用にも耐えうる素晴らしいパーツです。

背面には大振りなアクションプリーツを設けているのでジャストサイズを選んでも腕の動きを損ないません。
これまで本製品以外にもたびたび見られたディテールですが、実際にこのアクションプリーツがあることで多少中に着込んだとしても動きにくさを感じません。
AW24で展開されたTANKERS JACKETでも同様のディテールがあったので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか?グンと男らしさが増すので個人的には大好きなディテールです。



186cm / 着用サイズ : 52
サイズ展開は46~52の4サイズ。
通常52、54を着用している私で52でやや余裕のあるサイズ感です。この手のアイテムはオーバーサイズで着用するというよりは綺麗にエイジングしていくジャスト寄りのサイズ選びが鍵かもしれません。
着こなしのポイントはシューズ含む、レザー小物との色の調和です。
足元にはVIBERGの別注APSLEY BOOTS、ベルトはSOAK IN WATERのFUNという特徴的なメッシュベルトをチョイス。それぞれ異なる色味と質感なのですが、絶妙にマッチします。
共にFLAGSHIP STOREで展開しているので併せてご覧ください。どちらのアイテムも本当に最高です。

勿論、レザーですから値は張ります。
ですがこれほど"一生物"というワードが当てはまるアイテムもそう多くはありません。
自身と共に一緒に年を重ねることで深みの増すナイジェルケーボン渾身のレザージャケットを是非お楽しみください。



