いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。Nigel Cabournの遠藤です。
時代や流行りに流されることなく、いつでも安心して着用できるモノ。そして、着れば着るほど味わいが増し、愛着を持てるモノ。それこそがNigel Cabournが目指すモノづくり。
その原点とも呼べるアイテムを改めて紹介いたします。このアイテムは絶対に期待を裏切りません。
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ブリティッシュオフィサーズシャツ / BRITISH OFFICERS SHIRT
Item No. 80490010000
Colour : White / Navy / Dark Green / Sax Blue / Ivory
Size : 46 / 48 / 50 / 52 / 54 / 56
イギリス陸軍のアーカイブをベースに無駄を削ぎ落した究極にシンプルなNigel Cabournの定番シャツ。生地やデザインの良さも然ることながら、その耐久性の高さを証明すべく下記の企画を行なったことは記憶に新しいです。
一般的な耐久テストは10~15回程度の洗濯試験ということですが、当社では100回というとんでもない回数で試してみました。
3着を試験した結果、2着は生地へのダメージ、縫製のほつれ、ボタンの脱落等が一切ありませんでした。1着は75回目でボタン欠けが出たそうですが、生地、縫製には何ら影響がなかったそうです。製品としての耐久性の高さをアピールする為に、ここまでするブランドは恐らく他にはないでしょう。
上記のリンクから、より詳しい詳細をご覧いただけますのでご興味のある方は是非。
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耐久性がお化けクラスということはご存知いただけたと思いますので、ディテールや着こなしについても触れていきます。
40年代、英国陸軍士官が着用していたシャツをベースに本製品は誕生しました。一番に目を惹くのが前立てから続く裾のカーブ。
当然、シャツはパンツにタックインが基本。当時のイギリスのシャツは飛び出てこないような工夫が施されていました。それが本ディテールです。
実際に本製品でタックインしてみるとその機能美に納得。飛び出てこない上、ごろつく感じもなく非常に快適です。勿論、タックインせずに着用するのも現代であれば有り。
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襟は格式高い軍服がベースになっている為、隠しボタンダウンの仕様に。正装やフォーマルの定義が曖昧になっている現代。ボタンダウンは本来はスポーツシャツに該当するのでシーンによってはミスマッチになります。本製品はワイドスプレッドの襟を見えないように後ろで留めているので、ノータイでもキチンと襟が立つようになっています。
ややルーズな印象で着用するのであればダウンを外して着てもいいですね。
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「シャツは下着である」
ファッションの歴史を紐解いていくとそう書かれています。我々現代人にはにわかに信じがたいことですが事実であり、今でもファッション、ことスーツの世界に生きる、拘りを持つ人は人前ではどんなに暑くてもジャケットは脱がないと言います。
個人的にはこの拘りについてはすごく理解が出来ますし、3ピースなんかを着用する時は同じ考えを持っています。
しかし、今は2024年。
シャツ一枚でいても誰にも指摘されることはありません。堂々としていれば良いのです。
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186cm / 着用サイズ : 56
昔ながらのクラシックなフィットであるBRITISH OFFICERS SHIRT。
大きめなサイジングを着てしまいがちな昨今では、久々に本製品を着てみると「ちょっと小さいかな」という印象を受けるかもしれません。
是非試しに、タックインで着用してみてください。
ビジネスっぽくならないよう、パンツは軍パン。びったり入れ過ぎず、ややルーズにブラウジングさせて。自分が最近ハマっているスタイルで、このアイテムが実は入社のきっかけでもある思い出深いアイテムです。
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一時は入荷のたびに完売という何ともありがたい状況もございましたが、現在では基本的にサイズを揃えています。
いつでも買い換えられる、色違いやサイズ違いを手に入れられる本物の定番シャツを是非お試しください。
皆様のご来店とお問合せをお待ちしております。
遠藤