大変お待たせいたしました。
2020AWで人気を博した、ヘンプデニムシリーズの第二弾がついに入荷いたしました!!
エンジニア ジャケット -ヘンプデニム / ENGINEER JACKET - HEMP DENIM
ジャーキン ベスト -ヘンプデニム / JERKIN VEST - HEMP DENIM
エンジニア パンツ -ヘンプデニム / ENGINNER PANT - HEMP DENIM
2021SSはジャケット、ベスト、パンツの3型の展開。
第一弾となる2020AWでは、私以外のFLAGSHIP STOREのスタッフ全員がヘンプデニムのアイテムを購入しておりました。
私も昨年は接客をするたびに、買っておけばよかった、、と後悔していました。私と同じ気持ちの方は少なからずいるかと。
なぜこのヘンプデニムをそんなにおすすめするのか、この生地の素晴らしさを説明させていただきます。
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まずヘンプとはアサ科の植物になります。一般的なリネンに比べて繊維質が太いため、耐久性に優れております。そのため、戦時中は物入れとして、現代では神社にある鈴緒などにも使われております。
そんなヘンプを洋服の生地として成立させるには膨大な時間とコストを要します。
まずは繊維質が太くて硬いヘンプを裂いて糸を作っていきます。この段階で一般的なリネンよりも手間と時間がかかります。
そしてやっとできた糸を織り上げていくのですがここでまた問題が。綿糸の場合は伸度も復元性も高いので、引っ張ればその分伸び、離せばもとに戻るので問題ありませんがリネンは違います。
リネンは頑丈な素材ではありますが、伸度も復元性も綿糸ほどではなく、伸ばせば千切れてしまいます。
そのため旧式力織機というかなりアナログな織機を使用しています。シャトルを使用し人の手で調節をしながら織るので、職人の技術が必要で量産とは違い、生地に個性が表れるそうです。この力織機は日本に1台しかなく、使える職人も1人だけとのこと。
洋服を選ぶ際にデザイン、サイズ感など重要視するポイントはいくつかあると思いますが、このヘンプデニムは「生地がいい」となるはずです。見るだけでは分からないので是非感じていただきたいです。
生地の良さは勿論のこと、型も最高です。
ジャケットはノーカラーのカジュアルな型。衿無しのため様々なレイヤードスタイルに対応可能です。
胸ポケット、背面のポケットにはセルビッチを採用しております。これがいいアクセントに。
ベストはNigel Cabournではお馴染みのジャーキンベストの型。
よく見ると裾付近の縫い位置が左右異なっておりますが、これはジャーキンベストが運用されていた時代、物資不足のため様々な大きさの残布をつぎ合わせていた時代背景を汲み取っているからです。
パンツのデザインベースとなったのはヴィンテージのユーティリティーパンツ。
股上が深くルーズなシルエットのため、一般的なデニムのようなフィット感は皆無。
しゃがんで作業しても体幹をカバーする後身頃も特徴の1つです。一般的なデニムでこのような型に縫製するのは比較的簡単なのですが、動きのあるヘンプデニムに適用するには非常に高度な縫製技術が必要となるそうです。シンチバックもいい味出してますね。
全部欲しいですけど、私はパンツを購入いたしました。デニムでこのドレープは中々味わえませんよ、履き心地も最高です。
そして今シーズンはウェア以外に小物の取り扱いもございます。
キャスケット -ヘンプデニム / CASQUETTE - HEMP DENIM
ランドリー バッグ -ヘンプデニム / LAUNDRY BAG - HEMP DENIM
小物に関してはノンウォッシュヘンプデニムを採用しております。そのためウェアとは少し表情が異なります。
使用していくと白いネップが現れてきますので、そちらもお楽しみ下さい。
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結論ヘンプデニムは素晴らしいということです。
元々が丈夫な繊維のため長く愛用していただけますし、一般的なデニムとは違うドレープ感、着心地を味わえます。そしてこの生地が出来上がるまでのストーリーも忘れてはいけません。このような素晴らしい生地を作って下さった生産の方々には感謝しかありません。
Nigel Cabourn一押しファブリックであるヘンプデニム、おすすめです。
今
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新型コロナウイルスの影響により営業時間を変更しております。
Nigel Cabourn THE ARMY GYM TOKYO FLAGSHIP STORE
3月22日(月)~当面の間 12:00~ 20:00
営業時間、内容について変更がある場合は随時ホームページでお知らせいたします。
皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願いいたします。
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Nigel Cabourn THE ARMY GYM FLAGSHIP STORE
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