《生地の持つ力》SS22”LYBRO”Cotton RipStop

2022.02.13

いつもブログをご覧頂き誠にありがとうございます。FLAGSHIP STOREの大久保です。

今回はお馴染みの素材”RIPSTOP"を使用した商品のご紹介になります。

RIPSTOPとは簡単に説明すると細い繊維の間に太めの繊維を格子状に縫い込んである、表面に格子状の織模様が見える生地です。

この格子状の織模様は、一箇所に穴が空いたとしても、太い繊維の部分がそれ以上裂け目が広がるのを防ぐ効果があります。極力細い糸(軽い糸)を使用することで軽量化を図り、太い糸を格子状に織り込むことで引き裂き強度の向上が図られております。もともとは、第二次世界大戦中のアメリカで、パラシュートや軍服の耐久性向上のために開発されました。引き裂き(rip)を食い止める(stop)からリップストップというのは、とてもわかり易いネーミングですね。

もともと軍用素材として使用されてきたので、リップストップ=ミリタリーという印象ですが、その屈強な性能からあらゆる衣類に適した生地といえます。そんな、リップストップがワークウェアをコンセプトに挙げているLYBROラインへ使用されるのは必然です。

SS22 LYBROコレクションでもリップストップを採用!

ピークラペルブレザー - リップストップ / PEAKLAPEL BLAZER RIPSTOP

Item No.80441380035

ミリタリー由来の生地をワークウェアのディテールへ融合されたリップストップシリーズはまさにLYBROを象徴していると思います。

ダッチパンツ - リップストップ / DUTCH PANT RIPSTOP

Item No.80441350035

1950年代のオランダ軍(通称ダッチミリタリー)が着用していたパンツをデザインソースにアレンジを加えられたパンツ。ウェストにはドローコードが仕込まれておりオーバーサイズで着用した際にもベルトいらずで着用していただけます。シルエット重視の方は有り難いギミックのひとつ。

プリーツチノ - リップストップ / PLEATED CHINO RIPSTOP

Item No.80441450030

デザインソースは20世紀初頭にイギリス軍が領地であったインドで着用していたものでヒップ・ワタリ部分が比較的ゆったり作られていますが、裾にむかってテーパードしておりカーゴパンツとは一味違ったシルエットとなっているので裾まで一律に太いシルエットが苦手な方には是非。

ブッシュショーツ - リップストップ / BUSH SHORTS RIPSTOP

Item No.80441351030 

USMC(アメリカ海兵隊)が使用していたショーツ、ベトナムジャングルフィールドパンツがデザインソース。2つの大きなベローポケットにはコロゾボタンを配し、ナイロンテープで補強。快適な着用感と可動域の確保のために股下の合わせの部分にガゼットが採用、夏場に重宝する事は間違いなしです。

お馴染みの素材”RIPSTOP”ですが、原点回帰として改めて素材を理解した上で試してみてはいかがでしょうか?

皆様のご来店・お問い合わせお待ちしております。

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