MAN
WOMAN
Item No. 80400080006
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【返品不可】
サイズチャート(単位:cm)
商品説明
リネンの特殊な枷(かせ)染め。 一言で表現してしまえば以上でご説明は終わりです、が、少し詳しく見ていきましょう。 洋服には様々なカラーが載っていますが、染める方法は大きくは3つあります。糸の段階で染めるヤーンダイ(糸染め)。反物でそめるピースダイ(反染め)、そして製品に縫い上げた後に洋服となった状態で染めるガーメントダイ(製品染め)です。一般的に前者の方が染色堅牢度が高く、雰囲気もかたく、かちっとしており、後者は縫製のステッチ跡など染めムラが生じ、カジュアルな雰囲気に仕上がります。 本ファブリックは、糸の段階で染めていますが意図的に染めムラが生じるように特殊な染色方法を施しています。糸染めの場合は(糸染めは反物にする前に「先に」染めるので、「先染め」とも呼称します)糸を染料に漬けるので必然的に均一に染料が入ります。唯一例外は、デニム等の中白(かなしろ/なかじろ)です。 使用されるのはインディゴあるいは硫化染料。 水に溶けない染料を還元させて水溶性となし、糸に吸着させ空中に引き上げる事で酸素による酸化作用で再び不溶性に戻し、同時に発色させます。この際、染料が入っていかず、空気に触れない糸の中心は染まらないまま白く残ります。デニム製品で「アタリ」が出るのは、履き込んで糸表面の染色部分が削れて中心部の白が露出するからです。従って中心部まで染まったデニムは、何十年履き込んでも決してアタリは生じません。 本ファブリックの糸は、こうした硫化染料とも異なっています。 まず糸を枷(かせ)の状態にします。ボビンなどにチーズ状にかたく巻き付けてある状態ではなく、編み物などの際に両手にぐるぐると毛糸を巻き付け、ゆるい束にした状態、これが枷(かせ)です。枷はふっくらと緩くまとまっていますので、その状態で染める枷染めは糸の風合いを残したまま染まる事が特徴です。 本ファブリックは、さらに特殊な手作業の工程と染料の特殊なハンドリングにより糸をランダムにムラ染めしています。さらに色を定着させるため、通常では行わない工程を複数重ねており、「染める」要素と、「プリント」する要素を糸のレベルで融合させています。ある程度の数量を量産する製品において、これができるのは日本中に一箇所だけしかありません。それは同時に世界で一箇所しかないと言う事です。 こうして仕上がった上質なリネン糸がどのような表情になるかは、製品をご覧頂ければ一目瞭然です。
素材
麻 100%別布 コットン100%
品番
80400080006
Collection
2020 S/S
SEX
ITEM
ジャケット / ブルゾン
LINE
MAIN LINE
生産国
日本