【AW19 MAN】 レイルマンデニムパンツ(ワイド)/RAIL MAN DENIM PANT - WIDE
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Item No. 80390050025

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通常のデニムにはない、凹凸に富んだ豊かな生地表面の表情が大きな特徴です。まず見た目には陰影が出ます。着用した際には適度な肌離れが生じます。何れも平板でのっぺりとした普通のデニムが決して持たない要素です。  
そして起伏に富んだファブリックは履き込めば書き込む程にその起伏に応じて経年変化を起こしますので、この点も世の多くのデニムとは全く異なります。  
この設計は元々意図したものではなく、戦時下のデニム工場で場当たり的に誕生したファブリックなのです。織物の基本となるのはタテ糸です。原反と呼ばれる織物のはヨコ糸から成る横幅は長くてもせいぜい1 メートル半程度ですが、タテ糸から成るタテ方向の長さは30m から50m 程度にも及びます。50m に留まらずもっと長くする事も可能なのですが、それでは織り上げた原反の取り回しや運搬が大変なので、適当なところでカットしている訳です。  
よって大量に効率よく織物を生産しようとすれば、数百反、数千反分の経糸を手配し、織機に掛け、順次補給しながら緯糸を打っていけば良いのです。そして戦時下においてデニムはファッションとしてではなく正にワークウェアとして大量生産すべきファブリックでした。しかし、戦時下という特殊な状況がそれを困難にしました。  
すなわち物資のそのものの不足と、供給の不安定さにより同じ太さの番手の糸の入手に苦しんだという事です。  
ヨコ糸はそれでもまだフレキシブルに対応する事ができました。つまり1 反の長さが30m から50m 程度なので、それ相応の原反を生産して太さの異なるヨコに変更すればやや厚みの異なる生地を織り分ける事ができます。  
しかし、経糸はそうはいきません。ある程度のまとまった量の同番手の糸をセットする事が織物業界の常識であったからです。そして戦時下の物資不足の状況ではその常識を崩さざるを得ませんでした。  
同番手のタテ糸を掛ける事ができず、一方ではデニムの生産は急務であったために、デニム工場はやむを得ず、手に入る異番手、すなわち太さの異なるタテ糸を、入荷した順にランダムにセットして生産を行いました。  
この極めて特異なデニム生地は、戦時下の或る特定の工場で生まれ物資の安定した戦後にはすぐに消え去りました。  
まるで幻のように。  
本ファブリックは、5 番、6 番、7 番とそれぞれに微妙に、しかしはっきりと異なった太さの糸を完全にアトランダムにタテに掛けています。見た目では判別のつかない糸を規則性なく掛けるという作業は、現代においては非常に時間と手間のかかる困難な工程です。  
世の中にあふれかえっているデニム生地と本ファブリックは全くの別物です。

素材

コットン100%

品番

80390050025

Collection

2019 A/W

SEX

MAN

ITEM

パンツ

LINE

MAIN LINE

生産国

日本