信頼 / Merz b.schwanen




久々に更新します。

今週は店頭を離れ、諸々な会社行事もあり
東京に出張でした。
慌ただしい時間が過ぎ、最終日の夜は部長と直属の上司と
私の3人で久しぶりに食卓を囲む席を頂いた。
Nigel Cabourn の発足時から携わり、古き時代を話せる
数少ない社内の仲という事もあって、話に華が咲き
思った以上に時間の針は早く進み、最終電車を気にしながら
慌てて家路に着く新幹線の渦中、
このブログを書いている。


今回の東京はとにかく、寒かった。

雨も降り、風も強く、私の出張は毎度天気に悩まされる。

4月というのに、最高気温10度、最低気温は
漏れなく息が白いレベル、寒さが半端じゃなかった。

そんな中、私の頑固なポリシーではあるが、
冬物は2月まで、3月以降はウールは絶対に着ない
というルールがある。
気温を問わず、春物を存分に着続ける為に
洋服屋はこうでないといけないという頑固さが
そうさせている。

ベンタイルのコートで雨は凌いだものの、
ウール以外の見た目の寒さを
少しでも補えるミッドレイヤーはというと、
スウェットシャツの万能さがモノを言う。




特にこのドイツ生まれの Merz b.schwanen の 346 は
私の相棒の中の相棒である。




model : 346 CLASSIC

color : ivory




color : grey





color : navy









よくいうアメリカ製のタフなヘビーなスウェットは
最高なのだが、春夏のような軽やかな羽織りものや
パンツには少々厚すぎて、季節感が付いてこない。

だが、この 346 モデルは分厚過ぎず、
ロンTほど薄くない、絶妙の厚み。

春物アウターでも喧嘩はせず、
秋冬アウターでも遜色ない。

これほど、通年で愛用出来るスウェットシャツは無く、
それでいてシルエットは美しく、首のリブ幅は細く上品に
裾のリブ幅は太く、そして首元は前後の両Vガゼットと、
クラシックなディテールは盛り沢山である。

Nigel 本人も愛用しているのは、皆様もよくよくご存知だと
推測には容易いが、これは本当にモノが良い。


この 346 という型のスウェットは、
3種のオーガニックコットンを使用し、
編まれた独自の糸へのこだわりと、
そういった品質への追及のおかげで
触った質感から魅了される。

梱包されたBOXまでもドイツ製という、
そんなドイツらしい質実剛健さを感じれるバックボーンも
何とも心地が良い響きだが、旧式の編み機でしっかり目を
詰めて編まれている為、コシがあり、このコシは洗えば
更に増していく。
それでいて、非常に柔らかな、肌にしっとりと
馴染んでくる不思議さに包まれる。

洗濯に少し触れたが、数年後にはリブのアタリや
首元の擦れなどの風合いを楽しめるという、
大量生産のモノとは異なった出で立ちがそこにはある。

袖を通した方にしか伝わらない、
モノのしなやかさと逞しさ。

是非ともご期待下さい。


山内