こういうものも。/ 店長ブログ
少しずつ、肌寒さを感じてきた今日この頃。
あまり更新しないのに、本当に有難いことに、かねてから私のブログに温かい言葉をかけて頂いている崇高なお客様には久しいブログになりました。
改めて更新します。
冬支度の前に、今を楽しませてくれる1着、ここにありました。
長めのリブ幅、カンガルーポケット、縫い目を走る丁寧なガバリングの美しさ、Nigel Cabourn が得意とするビンテージ さながらのディテール。
一見するとプルオーバーパーカーのようにも見える首元は、フーディーでは無く、立体的なタートルネックの仕様。
ガチガチの詰まったタートルネックでは無い、そこには絶妙なとろみが計算されています。
スウェットシャツというものは、元来、ウール素材で作られていた運動着をコットンに改良された起源があり、アメリカの名門ラッセルアスレチックが真っ先に頭に浮かぶ。
10オンスのライトなこちらのスウェットに袖を通した時、まず裏地の感触の質感にどこか魅了され、そんなスポーツブランドを連想させられました。
吸水性に優れたコットンを使い、それらを輪っか状にしたパイル裏毛が重すぎず、それでいて暑すぎない絶妙な心地を感じました。
もちろん、裏起毛でない事から、インナーに毛羽が付き過ぎる心配も無い。
運動着に適した理由を、改めて認識させれる肌への直線的な優しさがあります。
インナーにオフィサーズシャツを合わせて、タートルネックの背が少しばかり勝る塩梅。
オフタートルの緩やかな表情が雰囲気良く、首回りを飾ります。
肩は落ち、曲線的でゆるやかなパターンは全体的に丸みを描き、それでいてショート丈というバランスが Nigel Cabourn のセンスを感じずにはいられない。
そんなオーバーサイズなフォルムは男性だけではなく、女性が着られても華奢な可愛さを引き立てる着こなしになり、是非ともオススメしたい。
以前に紹介しました、私の相棒のMerz.346は勿論、超絶最高なのだが、こちらの毛色が違う良さをスウェット好きの皆様にはお分かり頂けると願いたい。
ベーシックでありながら、主張のあるスウェットシャツ、これもまた最高である。
Nigel Cabourn の新たなライン。
"ARMY GYM COLLECTION"
トレーニングウェアとして支給され、常に生活に寄り添っていた軍人達の日常着。
現代においてもあくまで日常着として、着る人が手に取りやすいものであって欲しい事から、肩肘張らずに付き合って頂けるリーズナブルな価格にもご期待頂きたい。
カラーは、こちらのグレー以外に、ブラック、ネイビー、オリーブの4色が顔を揃えています。
シャツ一枚では肌寒く、セーターを着るには少し早い。
今の気分に丁度良い付き合いの、こんなスウェットシャツが、Nigel Cabourn にはあります。
山内
*こちらの商品は現在、THE ARMY GYM 中目黒、THE ARMY GYM ルクア大阪店にて取り扱いがございます。
Nigel Cabourn THE ARMY GYM ルクア大阪店
〒530-0001 大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ8F
TEL:06-6341-1213
営業時間 10:00-21:00
アクセス
・JR大阪駅3階 連絡橋口改札より直結