VINTAGE TEE We love / 店長ブログ

 

何年ぶりだろうか。

長らくNigel Cabournに携わりながら、これほど究極にシンプルなロンTを見たのは。

こういう究極にデザインを削ぎ落としたシンプルで、それでいて出立は雰囲気を放つカットソーって良いんですよ、ホントに。

 

model : 40s US NAVY LONG SLEEVE TEE

No.80400020015

colour : white

price ¥ 9.900-税込

 

原案となったのは、1940年台のUS NAVYに支給されていたビンテージのTシャツ。

特筆すべきは、襟ぐり。

一見すると見慣れた襟のように感じるが、ビンテージはこの襟が絶妙に捩れている。

一般的なカットソーの襟はフライス生地のリブ仕様です。

ですが、ビンテージは軍用ウェアの支給品ということもあって、ディテールの仕様変更に注力されず、身生地と同じ生地でリブが代用されています。

それらが共生地であるが故に、洗いが重なるほどツイストし捩れていく、その斜めに走る捩れの表情たるものはビンテージ という歴史が顔を作っている。

そこに Nigel Cabourn は着眼点を置き、注力された事で、他にはない1着が完成しました。

 

 

ビンテージ のボディは20番糸か30番糸くらいのかなり細い糸を使用した生地で、デザインはウエストラインがタイトなシルエット、あくまで肌着として使用されていたもの。

そのままのリプロダクションであっても拘りは感じられますが、着る方を考えた設計に修正されているのが本作。

生地は5.6オンスのオープンエンド糸を使用し、もちろん丸同編み。

Nigel Cabournを代表するポケットTシャツのBASIC TEEと同じ厚みで、完成された着心地が約束されている。

オープンエンド糸の最大の魅力であるドライタッチな質感と肌離れの良さから蒸れにくい特性も考慮され、それらを最大限 "着心地" として感じられるように、ビンテージ の原案とは反した、体に沿わず、少しゆったりとしたシルエット。

そららの生地の特性を熟知し、肩線は落とし、袖を通すと柔らかな肩まわりのラインが可動域を広げ着心地の良さを助長している。

サイズ表記は表にある事も、US NAVY のリバーシブルTシャツから着想を得て、モノは違えど米国の背景が確かに調和されている。

 

colour : grey

colour : navy

 

 

プライスとしても、素晴らしいところです。

それでも、こだわりは伝わってくる。

そんな一枚。

色も良く、羽織るもの、インナーとして首を覗かせるもの、着方は日常に寄り添っています。

襟一つ、たった襟一つでも、

狙いが形になるように何度も試作を重ね、身生地よりもわずかに薄い生地を作り直し、ステッチが走る運針スピードを計算し、たどり着いたビンテージの面構え。

それは間違いなく、洗濯を繰り返す事で本物に近づいていく。

 

 

普段何気なく着ている肌着でも、そこにはちゃんと意味が備わっている。

 

 

山内

  

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